上岡龍太郎

ひさびさ、パペポTVのビデオを見た。
ニコニコ動画を見ていたら、横山ノック氏の葬式のときの、上岡龍太郎氏のスピーチを見かけて、なんとなく、上岡龍太郎氏の話を聞いてみたくなったからである。


2007年5月のスピーチ。凄いスピーチです。1942年生まれなんで、今、65歳かな。

パペポが1987年から。2000年に引退しているんで、僕がアメリカに引っ越す、ちょっと後で引退。実際、1995年に僕が東京に引っ越してから、パペポを見る機会が減ったんで、後半はあんまり見てなかったんだけど。

このスピーチを見て、妙にパペポが見たくなってしまいまして。

もう、10年近く前の番組。最初のころは、上岡龍太郎がたばこを吸いながらテレビでしゃべってる。昔の番組だねぇ。

当時、上岡龍太郎が45歳から58歳。笑福亭鶴瓶が36歳から49歳。

話で人を楽しませる技術者。芸人。

自然に、好き勝手話しているように見えるけど、自然に、好き勝手話しているように見せるテクニックである。

僕が高校生から大学生のときに、パペポをよく見てたんだけど、改めて見ると、当時気がつかなかった、そのような技術的ポイントがよく、見えてくる。

最初のころは、鶴瓶が言葉足らずで説明がうまくできなくて、それを上岡龍太郎が突っ込んだり。鶴瓶としては、勢いで笑わせている。上岡龍太郎が、その笑いに説明を加えたり、わかりやすくしたりするポジション。鶴瓶は落語が苦手だといいつつも、話のテクニックとしては落語。ただ、落語にしては説明が舌足らず。それを上岡龍太郎がフォローしていく。でも、後半になってくると、鶴瓶の説明がだんだんちゃんとしてきて。逆に、最後の方は、鶴瓶のボケを引き出す、上岡龍太郎の凄い突っ込みがだんだん必要となくなってくるほど、鶴瓶のボケが完成されてきて。

最近、落語を聞くことが多いんで、余計にそんなこと思うんだろうな。

2001年から、きらきらアフロとして、笑福亭鶴瓶と松嶋尚美として引き継がれている。笑福亭鶴瓶が50歳から。松嶋尚美が30歳から。

すなわち、笑福亭鶴瓶が36歳から13年間で、上岡龍太郎と過ごした経験を、松嶋尚美に引き継いでいる。

現在、僕、36歳。この先の十数年の経験を、50歳前後に誰かに引き継ぐわけだが、引き継ぐ価値のある経験を積むことができるのか。へんな不安に駆られてしまった。

いや、もちろん、同じ36歳といっても、今のおれと、当時の笑福亭鶴瓶とでは、すでに、それまでの経験値のレベルがぜんぜん違うんだけどさ。

もちろん、今、おいらはエンジニアなんで、その延長上としての経験を積んでいくんだろうけど。なんか始めた方がいいのかなぁ。漠然とした不安。

ちなみに、ダウンタウンの「ガキのつかいやあらへんで」は1989年から。26歳でスタート。現在、44歳。

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