誰でもプログラマについて

なんで、おらが誰でもプログラマのを書こうと思ったか、その理由について簡単に記述します。


まぁいずれ、誰でもプログラマのあとがきにでも書こうと思ってたんですが。。。
僕らがプログラムを覚えたときって、マイコンBasicマガジンをはじめとして、ソースコードを読むって環境が普通にあったのに、今の小中学生は、ソースコードって見たこともないんだろうなと。
僕らが始めてパソコンを触ったときって、BASICが標準装備で、パソコンを使う=プログラムをいじる だったんです。
もちろんソフトは売っていましたが、自分で書いたり打ち込んだりしてました。
DOSが普及してからですかねぇ。自分でプログラムを書く必要が減ってきたのは。
今は、僕らがプログラムを覚えたときよりも敷居が高くなっているのを感じました。
家にパソコンがあっても、プログラムを打ち込むってことはまずありえないわけだし、プログラムを勉強しようにも、開発環境をインストールしたりセットアップしたり、コンパイルとはなんぞやから始まって、と、いろいろ面倒なわけですよ。
もちろん、GNUコンパイラや、フリーの開発環境は存在しますが、セットアップが面倒だったり、Windowsの仕組みを知らないとプログラムが書きづらかったり、パソコンのことをある程度知ってないと簡単なプログラムさえ面倒なわけです。
プログラマってなりたい仕事?でも書きましたが、日本ではプログラミングの地位がとても低いです。
日本では高度なプログラミングが必要とされてないかのよう、地位が低いです。
またプログラミングの教育も十分にはされていません。教育する人もプログラミングがあまり得意でなかったり、教育のための書籍も十分ではありません。プログラミングに関する本がすべて英語からの翻訳本であったり、間違った記述がされていることが多くあります。
実際問題、日本でプログラミングを学んだ人は多くが独学でしょう。自分で興味を持って自分で本やWebで調べながら覚えた人が多いと思います。多くの失敗と苦い経験から現在のプログラミングの技術までたどり着いた人ばかりだと思います。
もちろんSEといわれる、システムとして顧客の要望を吸い上げ、それを具体的な形にする方法はプログラミングだけでは、ありません。システムインテグレータと呼ばれる、要素技術を集めてくみ上げるというのもひとつのエンジニアリングです。
でも実際に要素技術を作り上げようとしているエンジニアはごく少数ではないでしょうか。
このままでは、日本からプログラマがいなくなります。コンピュータの中身を知っている人がどんどん減っていきます。今、OSの仕組みを詳しく知る人がどんどん減っているように。(LINUXのおかげでこれは食い止められようとしていますが、日本ではどうなのでしょうか。)
もちろん世の中には優れたプログラミングの教育書はたくさんあります。
しかし、????ってな本もたくさんあります。
んじゃ俺がそうゆう文章を書いたらどうなるんだろう。
ってのが書いてみようと思ったきっかけです。
興味を持った人が、とりあえず試してみることができる。
そこで学んだことをきっかけに、より高度なプログラミング環境に挑戦してみようと思うひとが一人でも増えたら、楽しいかなと。。
僕がBASICに興味を持って、アセンブラに挑戦し、Cに挑戦したように。
今の中学生が、プログラミングに興味を持って、その第一歩として読んでもらえたら楽しいかなと。。
まぁそれ以外に、自分がそうゆう文章を書いた場合に、どんな文章が出来上がるのか自分自身でも興味があるってのも大きな理由ですが。。
まだまだ、修行がたりませんので、いろいろ勉強しております。
コメントご要望がありましたら、教えてください。よろしくお願いいたします。
私、小学校6年生、すなわち11歳のときからプログラミングを始めました。
当時はBASIC。Z80アセンブラを覚えたのが中学生ですから、13歳から15歳のあたり。
その後高校ではあまりプログラムを書きませんで、大学は情報系の大学でした。
今、思うと、力技でプログラムが書けたのは大学生までです。
就職してからはさまざまなしがらみと、体力の衰えから当時のようなプログラムはもうかけません。力技でプログラムを書き上げるかわりに、技術を身につけています。その技術によって、当時よりも高度なプログラムが書けるようになっています。
今、大学の卒論のソースコードを眺めると、「よくこんな無茶なコードで動いてるな」と思います。でも、今は当時のようなコードはかけません。逆に書いちゃいけないのかもしれませんが、そうゆうコードが書ける若さってのもちょっとうらやましかったりします。
なんで、VBScriptかってのは、
自分が興味があったから。
VBScriptなら、簡単なコードで見た目が派手なプログラムができるから。
DOS窓って初心者には敷居がとっても高いから。
てなだけです。一番は自分が興味があったからなんですが。。。VBScriptって実は結構いろんなことができるんじゃないかって。。。

「誰でもプログラマについて」への5件のフィードバック

  1. おいらの意見は、ちと違うなぁ。
    昔に比べればプログラムは身近なものになったのではないだろうかと思う。
    ただプログラムの性質が違うだけ。
    DHTMLは、ECMAScript/VBScriptなくして成立しないし、
    Word/ExcelなどのマクロはVBAが必要だし、
    FlashはActionScript(だっけ?)が必要だ。
    マクロやFlashはともかく、DHTMLは玄人に近い素人さんなら使う。
    20年前(タイプしてておじさんになったと実感したが)は
    OSのAPIを叩いていたのが、今はアプリケーションのAPIを叩いているという
    違いだけではないでしょうか。

  2. プログラミングに関しては、素人の域を出ていない私ですが、
    データ少佐の言うように、プログラミング自体は身近になっていると思います。
    えーと ウェブサイトのページの修飾とか 周辺機器の制御とか が、
    素人でもやり易くなってきた・・・ということ・・・かな・・・?
    (段々 何を言いたいか わからなくなってきた 笑)
    ただ、大学生の頃に必要からBasicを憶えた経験から考えると、
    データの統計的処理のようなプログラムは、
    既製品が充分に供給されているだけに ブラックボックス化していると感じます。
    その意味では、”いまさら”初心者にプログラミングの話をしようという試みは、
    面白いと思って展開を楽しみにしてます。

  3. ふむふむ。考えてみると確かにそうだな。
    僕がプログラミングを始めた当時、低レベルのモジュールしか存在しなかった。この場合低レベルのモジュールとは、NECがマイクロソフトからOEMで受けていたBASICだったり、そのすぐ下には、Z80やら8255などのハードウエアだったり。
    逆にそれ以外なかったわけで。
    プログラムを書くってのはそこを叩いていたわけです。
    おらの場合、Windowsプログラマであれば、WindowsのAPIを叩いて処理をすることになっていると思います。
    新しいハードウエアが供給される場合はほとんどデバイスドライバやらSDKやらが供給されるわけですので、そこをひっぱたくことになります。
    最近ではHTMLという層を叩いたり、Wordという層を叩いたり、その他アプリケーションをプラットフォームとして、APIを叩いているわけですね。
    昔と違って、より多くの機能を使ってプログラミングができるようになってきているわけだ。
    ここで言う「より多くの機能」ってのは、使い勝手がよかったり初心者でも簡単に理解できたり。という要素も含んでいます。
    以上のことから、最近はより素人でもプログラミングができる環境は整っているわけですな。
    てぇことは、一番上の層から、順番に勉強して攻めて行くと、一番下の層にたどり着くにはとっても時間がかかるんだろうなぁ。
    逆にハードウエアの人たち(ボードを作っている人)は、一番下の層から攻めてきてるんだろうな。
    電気的なトランジスタレベルのお勉強から始まって、ロジックの話があって、チップレベルの知識があって、AT互換機というかPCIバスとかUSBなんかの話があって、デバイスドライバの知識があって。。。。
    昔は薄っぺらな層しかなかったので、プログラミングって言えば数少ない層のどれかだったわけだけど、今は多くのモジュールがあるから、どのモジュールから攻めて行くかによって、エンジニアの経験って違うんだ。HTMLからプログラミングの世界に入った人もいれば、学校でいきなりC++からプログラミングの世界に入る人もいるわけだし。。。いろんな経路を通ってエンジニアになってけるようになってきてるのか。
    そうゆう意味では、おらの「誰でもプログラマ」ってのは、凄く限られた分野のプログラマを想定していることになっちゃうんだな。
    んでも、「誰でもプログラマ」をきっかけに、そこから上に攻めたり下に攻めたりしてくれる人がでてきたら、楽しいぞ。
    そうか。
    いろんなモジュールから幅を広げて知識をつけていくから、そのスタートのひとつとして、「誰でもプログラマ」が存在できるようにしていくべきなんだな。

  4. 私も現在小6で、このサイトを見て初めてプログラムを勉強し始めました。
    ネットを始めた頃はまだプログラムなど無縁の存在で、ずっと関わりを持たないようにしていました。
    しかし小6に入り、pcを触る機会が増え、ソフトを使うようになりました。
    そしてプログラムの世界に足を踏み入れました。
    HTMLも勉強し、1ヶ月程度で覚えましたが、やはりきっかけは興味なのではないかと思います。
    最近の子供はゲーム、pcなどに触る機会が増えました。データ少佐さんの言うとおりだと思います。
    しかし、プログラムを実際に知る者はそう多くはありません。
    もっと子供でもプログラムに触れ合える環境を作るのもいいと思います。
    (何がいいたいんだかよく分からない…)

    1. 夏休みの自由研究にプログラミングなんて、なかなかおしゃれじゃないですか。
      とはいえ、この記事は2003年に書いたものなので、もう古いんですよね。
      いまどき、VBScriptじゃねえだろと。
      ということで、実は、JavaScript版を書いたんですが、、、自分で気に入らないんで、公開してないです。JavaScriptって難しいのな。あれって、簡単そうなんだけど、いろいろ理解してないとハマりやすいんで、説明がいまいちしっくり来ないんですよ。例題が悪いのか説明が悪いのか。頭かかえております。

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