「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。 きたみ りゅうじ 」を読んだ。
非常に、読みやすくて面白かった。一気に読んでしまった。
書類の書き方がどうのとか、原則どうなんとか、そうゆう話は一切なし。ただ、漠然と、「実際のところ、どうなのよ?」ということが非常によくわかる。
所得税だけでなく、社会保険やら、記帳に関して、ぶっちゃけ、どうなのよ。どうするべきなのよ。ってところが非常に面白い。
最終的に消費税の話や、法人化の話まで、将来の目標というか、ちょっと先の話まで書かれていて、勉強になる。
最後には、税務調査の話まで。。。
これくらいの話を知っていれば、そんなに不安に感じなくてもいいんだろうねぇ。
この本で全部わかる、ということではなくて、他の本の読み方がわかるというか、税理士さんに話をするときの、スタンスがわかるというか。まさに「実際のところ、どうなのよ」ってのがよくわかって面白かったです。
まぁ強いて言えば、この本2005年12月が初版なんだよね。もう、結構古い話かも。。。それでも、基本は変わらないはずなので、勉強になります。
アメリカの税金とは違うのかもしれないけど、税金なんて、根っこの考え方は同じなんだろうから。。。
読み終わった後で、きたみりゅうじ氏のホームページ「キタ印工房」を見てみると、なんと!ほぼ改訂版な税金本なる記述が。。。おれは、古いのをつかんだのね。これから買う人は、帯が緑になっていることを確認しましょう。
まぁアメリカに住んでたら、「所得税とか住民税とかの改正に対応」「減価償却の計算方法が変わったんでそれに対応」「新会社法で有限会社なくなっちゃったから、そのへんざっくり見直し」なんてものは、どうでもいいので、どうでもいいか。。。