オープンハウスでの見どころ

ぶっちゃけて言えば、オープンハウスでの見どころは、実際に家を購入するプロセスを終らせるまで、よくわからないのかもしれない。一度、家を購入して住んでみないと、自分の欲しい家を自分では理解できない。特に、インスペクターに依頼した検査に立ちあうと、オープンハウスでの見どころが違った視点から見えてくる。

Zillowとか不動産仲介業者からもらうMLSの情報には部屋数は載っているのだが、間取り情報が無いことが多い。間取りはオープンハウスで確認する。
家を初めて買うので、どこを見ればいいのかよくわからない。不動産仲介業者についてきてもらっている見学者もいっぱいいた。その方がいろいろ見るポイントを解説してもらえていいのかもしれない。

リビング、キッチン、マスターベットとその他ベットルーム、バスルームなどを確認していく。

オープンハウスではその他、屋根やら地下室やら窓枠やら、いろいろ見るところがある。一度家を買うとオープンハウスで見るポイントが見えてくるけど、はじめての家の購入では難しい。あんまり時間を掛けると、次のオープンハウスに間に合わなくなるし。いくつか売手の不動産仲介業者に質問したり、売手の不動産仲介業者が暇そうにしてたら、いろいろ一般的な質問をしてみたりしてお勉強。初めのうちはオープンハウス自体がお勉強。家を何軒か見ると場所の相場や特徴やらがだんだん見えてくるし、自分の欲しい家の具体像も見えてくる。
適宜メモを取ることを忘れずに。

アメリカでもエリアによるんだろうけど、このへんはクソ田舎だからなのか、下水道が無いことが多い。その場合、Private septic tankと呼ばれる家庭用浄化槽、いわゆる合併処理浄化槽が設置されている。この場合、年に1度程度、定期点検をする必要がある。また、マサチューセッツで家を売る場合は、septic title Vと呼ばれる検査を受け証明を取る必要がある。このへんも確認。

また地域によっては上水道も無い場合がある。この場合、家に井戸があってその水を生活用水とする。この地域では水の硬度が高すぎるようで、調整のための装置が一緒に設置されている場合もある。この装置の調子が悪かったり配管が間違っていたりすると、硬度の高いままの水が洗濯機に使われ、洗濯物に色がついてしまうことがあるようだ。上水道や下水道がなくても電気は来ている。インターネットも確認したいところだ。

日本では中古住宅は少なくて新築がほとんど。こっちでは新築は高いばっかりなので中古が一般的。ただその中古度合いがひどい。築40年50年はざらにある。どこを直してあって、どこが古くなっているのかをちゃんと見極める必要がある。住んでいて、修理するのが大変だから売りだしたんじゃね?という家を何軒も見た。家、傾むいてんじゃんとか。土台、割れてんじゃんとか。

そのまま住むのか、それとも直して住むなら直すポイントなどを確認する。

集落(コミュニティ)によっては、共同の下水施設を持っていたり、コミュニティでお金を出して雪掻きしたり、なかにはスポーツジムがあったりプールがあったりする。この場合、Home owner association(HOA)と呼ばれるコミュニティ料金を毎月徴収される。コミュニティによっては、景観を守るために、庭や建物の外観の修理改造にルールがあったりする。

オープンハウスだけでは詳細の情報がわからない。オファーを入れた後、Inspectorと呼ばれる検査の業者を依頼し、家に問題がないか検査してもらう。ここで、欠陥が見つかった場合はオファーを取りやめることもできる。というかオファーにそのような条件を入れておく。実際は、オファーを取りやめる選択だけではなく、値引き交渉するという選択もある。ぶっちゃけ、古い中古住宅である。大抵なにかしらの問題は見つかるらしい。

家に鉛ペンキが使われていることがある。鉛中毒を引きおこすので現在は鉛ペンキは禁止されている。ただ中古住宅。窓枠などに昔、鉛ペンキが使われていて、そのペンキが剥れてくると粉となってあちこちにばらまかれる。小さい子供がこの破片を口にいれるのが問題となっているらしい。で、その危険を減らすために鉛ペンキの上から現在の安全なペンキで塗り固めてあったりする。マサチューセッツでは1968年以前の家には鉛ペンキが使用されている可能性があるらしい。そのへんを調査してくれる専門業者もある。inspectorと鉛ペンキの調査とは別の業者らしい。子供がいる場合や賃貸に使う場合、いろいろルールがあるようだ。うちは子供がいないので、それほど問題にはならない。はずなのに、僕達は、後にローン会社と鉛ペンキで面倒なことになった。

オープンハウスでは、住んでいるそのままの状態で見せていることはほぼ無い。大抵、家が良く見えるようにレンタルの家具を入れていたり、それっぽく花がかざってあったりして惑わされる。売るためにわざわざ直してあるところもあるし、ボロのままになっていることもある。ボロで気に入らなくても自分で直すことを考慮にいれる必要がある。わざわざ直してあっても、その直しかたが気にいらなかったら無駄になるので、ボロのままで自分で直したほうがいいときもある。このあたりを金額に換算して検討。ただ、自分は、リフォームにかかる金額の相場がわからないので適当。

オープンハウスでの賑い具合も貴重な情報。だーれも来てないところもあれば、車とめるところが無いくらい、なんでこんなに人がいっぱいいるんだってくらいのところもある。人気の家はすぐに決まるし、人気の無い家は、誰からもオファーをもらえず、値下げして再度オープンハウスをしてたりする。

オープンハウスで気に入った家が見つかれば、いくらで購入をするのか不動産仲介業者と相談しつつ、不動産仲介業者にオファーをいれてもらう。

実際のところ、結局全部で20軒くらいオープンハウスを見に行ったと思う。前半は完全にお勉強目的。後半になってやっとこのへんかなぁとあたりを付けて効率よくまわることができるようになった。

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