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2005年6月28日

ぜんぜんちゃんと読んでなかった

先の自分のやりたいことの続き。
あの後も、梅田氏の記事をいろいろ読んでて、自分の読みが足らないことに気が付いた。

読んだのは、
同世代の企業人を見つめて悩んでしまうこと

「これから寿命もどこまでのびていくかわからないし、老いた時に昔みたいに自分より若い世代に養ってもらうというわけにもいかない世の中で、やっぱり稼げるときには稼がなくちゃ仕方ないんじゃないの」
なんだよねぇ。やっぱり。

ある意味、俺もちょっとした壁にぶち当たってまして。
現状、僕は、プログラマを職業としていて、給料をもらう立場にいるわけで。

アメリカでもひとつの給料では、$100kという壁がありまして。まぁ日本で言えば年収1000万円ってやつですわ。

最近思うのは、まぁこのまま頑張って、頑張って、死ぬほど頑張って、徐々に年収を上げていっても、このままの方針でいる限り、$100kあたりで増えなくなっちゃうんじゃないかなぁということ。

というのは、払う側の立場を考えると、$100kを超える給料を払う人材っていうのは、当然のことですが、会社に$100k以上は当然として利益をもたらす人なわけで。

んで、逆に会社に$100k以上の利益をもたらすためには、
その人単体で、$100k以上の利益をもたらす。
その人がいるおかげで、他のメンバーが$100k以上の利益をもたらす。
のどちらでもいいわけで。まぁその利益も別に純利という考えだけじゃなくて、会社価値を高めるという考え方でもいいわけですが。。。

なんとなぁく、一人で稼げる限界というものがあって、だからこそ、企業は企業としてチーム戦をやるわけで。一人ではできないことでも、N人が集まることによって、そのN倍じゃなくてN乗の効果を目指すわけで。
というと、単体で$100kのパフォーマンスを出すのではなくて、その人がいるおかげで、の手法の方が主流なのかなぁと。まぁこれはマネージャ職とか管理職とかそうゆう話になるんだろうけど。。。

でも、一方で、

もし僕が日本の大組織の再建を任されたとしたら、まずすることは「この層」の中で飛び切りすぐれた人材(プロスポーツ選手クラス)をほんのわずか残し「この層」の大半を組織から一掃することを「組織のゴール」と設定し、そのためにはどういう順番で何をやっていくべきかを考えていくだろう。

という考え方は当然としてあって、というか俺も当然同じことを考えるだろうし。極端な話をすれば、マクドナルドのようなシステムが、人件費を抑えて利益を最大化するひとつでもあるし。
極端な話、年々給料が上がっていくので、給料がある程度上がっちゃったら、切って、次の人材を採用して人件費を抑えるなんて考え方もあるわけで。

新入社員で、プロスポーツ選手クラスを目指して、夢をもって働いてて、当然、プロスポーツ選手クラスに辿りつく前には「この層」を通り抜ける人がいっぱいいるわけで。
んで、「この層」に差し掛かったとたんに、「Fire!」ですわ。
このへんは、ひどく日本的な発想で、まぁ日本のプログラマ社会では、プログラマから始まって、SEにあがって、次はマネージャ。んでその開発規模が大きくなって、んで、「この層」に差し掛かると。。。

では、どのように、「この層」を回避して、プロスポーツ選手クラスになるかということだ。もちろん、「この層」に当たらないように頭を低くしているという選択肢もあるわけが。。。

大組織の大組織たるゆえんは、大きな枠組みの中で広義の「知の創出」に専念してさえいれば、そこから先の「泥仕事」(「勉強好き」で「勉強ができて」高学歴の人たちは「組織の外に開かれた対人能力」を必要とする「カネに絡む」ような仕事をよくこう表現する)は誰か別の人がやってくれる(効率のよい分業みたいなものかな)、という仕事がかなり多く存在していたし、今も存在しているからだ。
なんとなく、俺のプログラマとしての根本的な欠点は、この部分なんじゃないだろうかと、指摘されたようで胃が縮む感じがする。別に俺は勉強ができるわけじゃないが、ここでいう勉強は、プログラミングと置き換えて読んでいる。 それに加え、
大組織の悪いところだけ引き継いだ小さい会社というのは、加えて発展性も可能性も少ないという意味で大企業よりもっと悪くて、そういう会社もたくさん存在するのでご注意を
小さな会社であっても、エンジニアとかプログラマと呼ばれる人たちは、「泥仕事」から隔離されることが多く、結局自分の判断はそれほど必要とされず、客なり上司なりに言われたままのリクエストを、自分の知識を通してコードに落としていくことが、専門職となっている。
よほど意識して生きていかないと、社会のいたるところに、村の掟に従いさえすれば変に甘い「村社会」的ルールが張り巡らされていて、若くて優秀な人材が体よく消費され、だんだんと組織の外で使い物にならない人に変えられていく。
あぁぁぁ。俺のことだ。

やべぇ。

なんとなく、ずるずると、「この層」に引きずり込まれているというか、自分からほいほい突入しようとしているんじゃないかという不安が、今のモチベーションの低下なんだろうなぁ。。。

じっくり考える必要がありそうだ。というか、じっくり考えている時点で、

「なんでこんな小さなことすら自分で決められないの? 昔はそんなふうじゃなかったんじゃないの」

とか言われちゃいそうでどきどきする。

プログラムのフローとか、アーキテクチャとかデザインとかは、いとも簡単にそりゃありえねぇ、とか、それしか無いとか決められるのになぁ。

匂いがしないんだもん。コンピュータに関することは直感的になんとなぁく、焦げ臭いとか、甘い匂いとかするけど、それ以外のことになると、さっぱり匂いがしないわけだし。やっぱり場数が足りないんだろうなぁ。んで、その場数をこなすためには、その場に飛び込んで、痛い目を見ないとだめなんだろうな。

んでも、痛い目をするのは嫌なんだよなぁ。。。。
そのあたりが悩ましいところだ。

んで、自分で決められなかったりして。。。
いやいや。。。

うだうだ。

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