新しいiPadのインパクトは漢字圏とアルファベット圏で違う

先日書いた、「新しいiPadの画面は凄い」の記事に対して、データ師匠からコメントを頂いて、ふと気がついたので、メモ。

retinaを最初にみたとき、日本語をまともに表示しようとしたら(漢字の細部を潰さないで表示しようとしたら)「これだけの解像度が必要なんだな」と思った。

あぁ、そうか。僕らは漢字ネイティブだから、「ようやく僕らの文字を正しく表示するデバイスを手に入れた」と感じるのだけれども、アルファベット圏の人は、以前から「文字を正しく表示するデバイス」を持っていた。今回発表された新しいiPadは、今まで「文字を正しく表示するデバイス」に加えて、「文字のデザイン(フォント)を正しく(美しく)表示するデバイス」を手に入れたことになる。

僕らが「文字を正しく表示するデバイス」に加えて「文字のデザイン(フォント)を正しく(美しく)表示するデバイス」を手に入れるのは、もっと先のことになるだろう。

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Mac上のSafari

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Mac上のChrome

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古いiPadのエミュ

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新しいiPadのエミュ

エミュレータなんで、表示の仕方が実機と違うと思うんだけど、まぁピクセルサイズ的にはこんな感じかな。

門真なむ氏のサイト、Little Limitで、美咲フォントk6x8という、8×8ピクセル、6×8ピクセルのフォントを公開している。

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人間って凄い認識力だよなぁ。もちろん、前後から補間しちゃうんだろうけど、それが長時間になると、気が付かないところで負担になってるんだろうなと想像がつく。

MicrosoftのClearTypeも液晶モニタに特化したフォントを綺麗に見せるテクニックの一つだよね。

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iPadでClearTypeが使えたらもっと綺麗になるのか。あ、でも、ぼかすだけといえば、ぼかすだけだな。俺、モニタを縦置きにしちゃうんで、あんまり使えないんだけど。

電子書籍という視点でいくと、このあたりの解像度って重要なんだろうねぇ。

アルファベット圏の人の感じているところまで、漢字がたどり着くまでは遠いなぁ。

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