僕が座席を譲る理由

僕が年寄りに電車の中で座席を譲る理由は、非常に利己的な理由からである。
目の前ですっころぶ年寄りを見たくないから、という理由である。


らくだのひとりごとというサイトの席を譲らなかった若者という記事にトラックバック。
僕は結構さくっと電車で座席を譲るほうである。今回の日本滞在の書き込みでも座席を譲る話を書いたが、結構さくっと譲る。
それには理由がある。
目の前でよたよたされたり、すっころばれると非常に嫌な思いをするのである。
もちろんこれは自分で勝手に嫌な思いをするわけなので、よたよたしている人や、すっころぶ人に責任は無い。だた単に僕が嫌なのである。
目の前で、すっころんで、骨を折ったり怪我をしたりされるほうが、何十倍も迷惑なのである。特に子供を抱えている女性。女性がすっころぶと、子供は被害者である。親の都合で電車に乗せられて、すっころばれて、上にでっかい親や荷物が落ちてきたら最悪である。そんな光景を目の前で見ちゃったら、夜、寝られない。
自分が嫌な思いをするのが嫌なので、席を譲る。別に席を譲るのが目的ではなくて、座ってもらって、目の前でよたよたされないことが目的である。
だから、断られても困る。
周りの視線が気になるので、「どうぞ」って声をかけて、周りに「私は席を譲ったのにこの人が断ったんですよ。」ってアピールしてあれば安心して座れるというわけではないのである。
「目の前で転ばれるのが怖いので座ってください。」とはっきり言う。
多分、これを言われると、譲られた方は嫌な思いをするかもしれないが、目の前でよたよたされて、僕が嫌な思いをするわけではないので、気にしない。
「わしを年寄り扱いするのか」と言われても容赦しない。「あんたがよたよたしてて、怖いから言ってるんです。座ってください。」 まぁそこまで言っても座ってもらえなかった場合は、俺の方が隣の車両に移動しちゃう。
というか、そんな光景を見せられたら、周りが嫌な思いするんだろうな。
別に年寄りを大切にしようとか、弱者をいたわりましょうとかって考えて譲っているわけではない。いずれ自分が弱者になるとか言うけれど、それは実際に弱者になってから考えるつもりだ。
非常に利己的な理由である。
逆に弱者でも、すっころびそうに無い人には譲らない。
元記事の状況の場合、僕ならば席を譲らないだろう。ハイキング帰りの風体ということで、すっころぶ心配がないと見るからである。
んで、「最近の若い者は。。。」って嫌味を言われたら席を譲る。
もちろん嫌味を言い返して。「山は歩けるけど電車は立てないんですね。気が付きませんでした。ハイキングですか。いいですね。僕は今から仕事なんですよ。」
昔、乗車券以外に、指定席券を別途購入して席に座っていたときのこと。
ばぁさん、指定席車両って知らないでよたよた来ちゃったんだろうね。
そのときは、たまたま席があいていたので、ばぁさん、そこに座ったわけですが。。。
もちろん、あとで車掌が検札に来たときに、指定券代を取られてましたけど。
もし、このとき座席が一杯だった場合、どうするだろうか。
席を譲るにしても、俺は指定券払ってるわけだし。
俺なら恐らく、ばぁさんを俺の席に座らせて、車掌を探しに行くかな。車掌にどうにかしてもらうということで、責任転嫁。
新幹線のぞみとかで、そんな状況になったら、頭抱えるだろうな。
席を譲ってもらうにもマナーがあると思う。
今回日本に滞在中に山手線で、年配の女性に席を譲ったときのこと。
「どうぞ」って譲ったら、「ありがとうございます。座らさせていただきます。」って非常に丁寧にお礼を言われました。
このばぁさん、席を譲られるのに慣れてるな。こんなふうにお礼を言われると譲ってよかったって思うよな。とか考えて、ぼんやりしてました。
次の駅で、若い男女二人組が乗ってきます。席はあいてません。
数駅が過ぎて、まもなく次の駅に着くというころ。
ばぁさん、もじもじと荷物をまとめ始めました。次の駅で降りるようです。
それを見た、二人組。男が「そこ次、席あくから座りな。」って彼女にささやいてます。
ばぁさん、俺を呼んで、言います。「次で降ります。ありがとうございました。助かりました。ここに座ってください。」と、おいらに席を譲ろうとするじゃないですか。
ばぁさん、わかってます。席の譲られ方のマナー知ってます。
かわいい、綺麗なばぁさんじゃないですか。こうゆうばぁさん、大好きです。
そこでおいらは、(おいらの性格、ちょっと曲がっているので)
「ありがとうございます。でも大丈夫ですよ。僕もあと2~3駅で降りますから。どうぞ、お気になさらずに。」
二人組の彼女、その席を狙っていたのに、この会話を聞いてちょっと固まってました。彼氏は意味がわからなかったのか、「取られちゃうよ。早く座りな。」って言ってます。
俺ってすんげぇ嫌なやつかもしれない。。。
結局、彼女は座ってましたけど。。。。

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