大きな視点で考える

ちょっと古い記事になるが俺たちの起業というBlogの大きな視点で考えるという記事を読んだ。
やべぇ、おもしれぇ。

起業スピリッツとは「自分の考えている世界を実現する」ということだ、と説明した。ところが、視野のせまい考え方に陥ってしまうと、「自社の技術や手法のみが使われている世界を実現する」という考え方に固執してしまう。

必要なのは、創業者が描いている世界はどのようなもので、その中で自社ができることは何で、必要なプレイヤーは誰で、足りない部分は何で、どうすれば自社製品が効率的に売れるのか、といったように自社の可能性をあらゆる視点から検証して、シナリオを描くことだけだ。

自分の技術を使って何が提供できるのか、という視点だけではなく、自分の考えている世界を実現するにはどうすればいいのかを考えなさいというお話。
頭ではわかっているのに、なかなかそうゆう視点では考えることができてない、僕にとって、改めて文章として見せられると、「う~ん。そうだよなぁ。」と。。。
考えてみれば、単純なことなんですよね。
「こんなんあったらおもろいよな」ってアイデアがあって、んじゃ、それを作るにはこれとこれがあればOK。ってなって、物ができていく。
こんなんがあるんだけど、それをつかって、こんなんできないかな。そのためにはこれとこれを足さなきゃな。って物ができていく。
同じように見えるけど、違う。
作りたいものを考えて、あぁ、レゴ使ってやれば簡単だな、って思う。
レゴをもってきて、それを使って何が作れるのかな。って思う。
現在の自分はどちらかというと、後者にはまり込んでいる気がする。
エンジニアとして何年もやってきて、過去の経験にハマってるんだろうな。
僕の中では、前者の方が楽しいのはわかっているはずだったのに、いつのまにか後者にハマっていることに気が付いて、妙に悔しい。
僕の定義では、自分の作り上げたい世界が見える企業がベンチャーであったはずなのに。。。
実際の社会では、これとこれが足りないってわかってても、それを集めることが難しかったり、代替案で妥協したり、リスクを負って挑戦したりする。
そこが難しいところなんだけど、自分の作り上げたい世界がはっきりしていればしているほど、逆に、それが面白かったりする。
やっぱり、自分が楽しいと思うことを考えなきゃいけないんだと、再認識。
自分の作り上げたい世界ってどんな世界だろう。

「大きな視点で考える」への2件のフィードバック

  1. こんにちわ。この度は果敢なるTBありがとうございます。
    今後もBizdev関連のエントリーを書きますので、また遊びに来て下さい。
    ぢさんは(ぢって・・・w)、SVで仕事してるエンジニアさんのようですね。サンフランシスコ周辺もまだ寒いと思いますが、是非頑張って下さい。

  2. 沈黙のオーディエンスという文章(http://kiri.jblog.org/archives/001380.html 参照)を読んでから営業もかねて、身の程知らずのTBを繰り返している今日この頃です。
    ビジネス的センスの修行の身としては、「俺たちの起業」は非常に勉強になることばかりです。RSSで毎日チェックしております。
    これからもよろしくお願いいたします。

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