バーベキューの香りは正露丸の香り

今日、某友人の家に遊びに行ったときに、Liquid Smokeなるものを見せてもらった。

某友人の家に遊びに行ったときのこと。

いや、こないだ妻が作った、デミグラスソースが美味かったんだけど、そのときに、バーベキューソースを入れたら美味かったんだぁ、みたいな話になった。そういえば、バーベキューの香りっていいよな。 うちにバーベキューの香りのエキスあるよ。みたいなことになって、その瓶を見せてもらった。


“Wright’s Liquid Smoke – 3.5 Oz

これ、小さな小瓶。香りを嗅ぐと、確かにバーベキューの香り。炭を焼いた匂いというか、焚き火の後の香りというか。

こいつを焼肉ソースに混ぜると、肉がバーベキューで仕上げたような香りになる。まぁ、インチキといえばインチキだが、そんな香料があったっていいよなと。

こっちでその手の肉を食べるとこんな香りがよくしているので、元はこんな香料から来てるんだろうな。

で、匂いを嗅いでいると妻が、「なんか薬品の匂い、なんだろう、イソジンじゃなくて。。。え〜〜っと」

あ〜、言われるとこんな薬の匂いあるわ〜、なんだっけ?

「正露丸!」

もう一度匂いを嗅いでみると確かに正露丸の匂い。お〜。バーベキューの匂いは正露丸の匂いなのか〜。

これからバーベキューの匂いを嗅いだら正露丸を思い出すやん。

で、ちょっと興味があったので、google先生にお問い合わせ。

Wikipediaによると、

正露丸

木クレオソート(別名日局クレオソート)を主成分とした胃腸薬(止瀉薬)である。

ふ~ん。で、日局クレオソートを調べると、

日局クレオソート

日局クレオソート(にっきょくクレオソート)は、木材の構成成分が熱分解されて生成したフェノール類化合物を主成分とする化学混合物。正式名称は木クレオソート(もくクレオソート; 英語: wood-tar creosote, フランス語: la créosote de bois)。

ブナなどを乾留させる(通常では木炭を作る)際に水蒸気とともに留出する油層(木タール、水を主成分とする上澄み液がいわゆる木酢液)を蒸留して得られる、淡黄色透明で燻製のような臭いのある油状の液体で、代表的には止瀉薬である正露丸の有効成分として用いられている。

へぇへぇへぇへぇ。

そりゃ、同じ匂いですわ。バーベキューのときのプロセスと、ほぼいっしょやん。知らんかった。というか、思い出した妻すげ〜。感動した。

もっと詳しい話は、大幸薬品のホームページ内に、木クレオソートの話というページがあって、そこに書かれている。

ちうことは、炭焼は下痢止めを一緒に食ってるってことか?炭焼恐るべし。

OKWaveの質問に、

ウィンナーが正露丸の味と似ていると感じることはありませんか?

私だけでしょうか。
(特に冷えたやつ)が時々正露丸の味に思える時があります。
みなさんどうですか?
似てると感じませんか?
口の中に入れた時の臭いでしょうか?
癖のある感じがします。

とか、Yahoo知恵袋では

マックリブって正露丸みたいな風味ですか?今はじめて食べたのですが正露丸の臭い…

マックリブって正露丸みたいな風味ですか?今はじめて食べたのですが正露丸の臭いしかしません。ソースですか?

なんてものがある。敏感な人はちゃんと感じ取ってるのね。

おもしれ〜。

妻曰く、「昔、おかんが、ソーセージが薬臭くてまずかったって言ってたのもこれなんかもねぇ」と。

妻の匂いの敏感さは、遺伝か。恐るべし。

正露丸は臭いんとちゃうんや。バーベーキューの香りで美味しい匂いやねん。

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