Economy

DV-2005など、移民分散化プログラムによる、永住権の申請について知っている方もいらっしゃるかと思います。安易に申し込みをされるかたをいますが、ちょっと考えてみてください。アメリカに住んでいる日本人は多かれ少なかれ、ビザで大変な思いをしています。

労働ビザについて簡単に説明します。
僕が取得したH1-Bというビザは、アメリカ企業を救済するためにできているビザです。
アメリカ企業が専門家をアメリカ国内で探したんだけど、おらへん。このままじゃ仕事でけへん。外国人やとってもええかな?うちが面倒見るから、、こいつ悪いことするやつちゃうから、うちが保障するから、許可くれ。ってなビザです。
企業はまずはじめに労働省に外国人を雇うことに対する許可を取ります。んで、その許可があるから、ビザくれ、って移民局に申請します。
て、ことは、転職できません。企業が保証人ですから、その企業を退職したら縁が切れちゃうからです。即刻国外退去です。

アメリカの企業は面倒なので、わざわざ外国人を雇ったりしません。
アメリカ人で雇えるならそっちのほうが手続きは簡単だし、言葉は通じるし。。
極端な話、アメリカ人を雇うよりメリットがないと、外国人なんて雇わないんです。
て、ことは、日本人が仕事を探すのが難しいってことです。

日本においても、日本の企業が外国人を雇うのが面倒なのは簡単に想像できるでしょう。
差別が無い、差別を防ぐ法律があるとはいえ、外国人が先に解雇の対象になることも想像できるでしょう。

このようにビザの申請ってとっても大変です。
費用も時間もかかります。
非移民ビザでも面倒なのに、移民ビザだともっと面倒です。
僕は3年で取れました。弁護士費用も含めそのための費用は馬鹿にならない金額です。
もっと時間のかかる場合もありますし、費用がとんでもなくかかるときもあります。

どんな外国人でも、働いて生活していれば、そこに生活の基盤があります。
ビザの問題で、その基盤が一気に崩れます。
住んでいる家、自家用車をはじめ、家族、友人、恋人、仕事上の知り合い、国外退去になれば一気にそれらがばらばらに崩れます。
アメリカで生活している時間が長ければ長いほど、日本で再び生活の基盤を構築しなおすのはとっても大変です。

期間限定の非移民ビザを持っている人は、これらの不安を抱えながら生活しています。
ただでさえ外国という地で働いていて不安なのに、それに加えて大きな不安です。
まぁ普通はその覚悟で移民してきてるんですけどね。。。

永住権は非移民ビザに比べて制約が少ないので、不安が多少和らぎます。

安易に永住権を申請して、無駄するようであれば、このような深刻な問題を抱えている人たちのために枠をまわしてあげれるのならと思います。

だからって俺の枠をあげようってわけじゃないですよ。(自己中心的だな)

でも、安易に日本から移民分散プログラムを申し込むのはちょっとねぇと思います。
当選して、どれくらいの人が実際にアメリカに入ってくるのかよく知りませんが、深刻な問題を抱えている人は、この抽選プログラムがとっても重要な救済措置になるときがあるのです。
もちろん、日本に住んでいて当選した場合も、行使してアメリカに入ってくるならそれはそれで大きな人生の転機ですから大変なことだと思います。
安易に申請して、あたっちゃった。んでもいいや、捨てよ。とか、とりあえずもらっといて、使わないならそれで捨てよ。なんて簡単に考えないでください。

よく考えて申請してくださいね。

だから、テロってのとってもむかつくんですよ。奴らのせいでビザの問題が厳しくなってるし、、、

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このブログ記事について

このページは、が2004年1月17日 16:14に書いたブログ記事です。

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