ベビーシッター

アメリカのベビーシッターについて


おらには子供がいませんから、友人なり周りをみて、その状況を書きます。
おらの住んでいるところでは、12歳未満の子供を一人にした場合は、警察沙汰になります。
近所の人が、あらあそこのうちのお子さん一人でお留守番してるわ。って警察に電話します。
子供が寝ててもだめです。子供を放置した。という事実は子供を危険にさらしたということで、おまわりさんが子供を保護します。初めてのおつかいもありえませんし、デパートで「買い物してくるから、おもちゃ売り場であそんどき」もありえません。警察に保護されます。大人が子供をどついたりしたら当然通報されます。
そのような子供を発見した大人には警察に通報する義務があります。
パチンコ行っている間に車の中に放置なんて絶対ありえません。まぁパチンコ屋がありませんけど。
友達の家に遊びに行ってくるねぇとか、塾に行ってきますなんてこともありません。子供が一人になっちゃだめですから、必ず親が付いていきます。
これらは、子供を犯罪から守るためにある法律です。
程度によっては、親は懲役、子供は施設に直行です。
このような背景から、ベビーシッターを雇うのは当たり前になっています。
高校生大学生のバイトとして定着していますし、そうゆう派遣会社もいっぱいあります。
アメリカの場合、じいちゃんばぁちゃんと同居していることはめったに無いので、祖父祖母に見ていてもらうってこともできないです。
派遣会社の場合はそのような訓練を受けているスペシャリストの場合もありますし、近所のにいちゃんねえちゃんであれば、そのにいちゃんねえちゃんもベビーシッターに来てもらった経験があるのも当たり前の状況です。
そのため、結構気楽にベビーシッターを雇います。
生まれたばかりの赤ん坊の場合は住み込みでナニーを雇うこともあるようです。
こちらではレストランや映画館、劇場では小さい子供を見かけることが少ないです。
大人の場所に子供はあまりやってきません。(いないとは言いません。います。)
これは、ベビーシッターに預けた両親がやってきているのです。
不安定な精神状態で子供に接するよりも、たまにそのような時間を作って気晴らしをして、安定した精神状態で子供と接したほうがよいと考えられているようです。
育児に関するカウンセリングも、育児自体のカウンセリングだけではなく、両親の心のカウンセリングも、結構あります。
このエリアは特に共働きが多いので、特にベビーシッターの需要が高いようです。
ベビーシッターは、子供の面倒を見るだけでなく、家庭教師の役目もしています。
日本への帰国の予定がある方の場合は日本人のベビーシッターを探しています。子供が日本語を忘れないように、日本での勉強についていけるように、家庭教師をかねて日本人のベビーシッターを雇うようです。
おらの知り合いには、土曜日はとうちゃんが子供の面倒を見る日と決めている夫婦がいます。土曜日はかあちゃんは、子供から離れて自由な時間をすごすことができると決めているそうです。専業主婦ですので、年中家に子供がいるわけですので、とうちゃんとしては、子供を週に1日くらい独占していたいというのもあるようですが。。。
こちらは育児に両親が共に協力するというのがかなり普通に行われているようです。共働きが多いからなのかもしれません。子供の行事に出てくる親は、仕事との都合をつけられる方が出ればいいって感じです。とうちゃんの給料よりもかあちゃんの給料の方が高いってことも結構普通にありますし。
おらは「今彼女が稼いでいる給料を余分に持って帰ってくるから、彼女に専業主婦になれ。」とはとても言えません。そんなに稼ぐなんて無理です。。。
もちろんベビーシッターを雇うには費用がそれなりにかかります。
でもそれは子供を育てるための必要経費と考えているようです。
知り合いの夫婦の中に、かあちゃんの方がとうちゃんよりも年収が圧倒的に高い人がいます。双子の両親です。さすがにかあちゃん仕事はやめられません。とうちゃんも仕事してますので、住み込みベビーシッターです。もちろん経済的発言権はかあちゃんの方が強いんでしょうが。。。
ここまで書いてきてふと気が付いたけど、
アメリカ人のあの自己主張の強い性格というか、プレゼンテーション能力の高さというかそのあたりの性格って、このベビーシッターも、少なからず影響を与えてるんじゃないかなって思いました。
子供のときに、両親としか付き合わないと、子供は特に自己主張をしなくても親には理解してもらえます。でもいろんなベビーシッターと付き合わなければならない子供は、一生懸命自己主張するようになるんじゃないかな。
日本人の内気な性格ってこうゆうところからも来てるのかな。。。
このエリアにはさまざまな人種の人たちが住んでいます。
中国の方の子供の育て方や、インドの方の育て方、アメリカ人の育て方、みんなばらばらです。お互いに、へぇおたくはそんなふうにしてるんだぁって感じです。
彼らには彼らの育て方があるからそれはそれでええんとちゃうの?って感じです。最低限のルールを守っていれば。。。
逆にそれはそれで、日本の親の方は、同じ日本の育て方を相談できる人を探すようですが、親にそれぞれ事情があって、それぞれ違った文化なんですから、いいんじゃないでしょうか。
もっとおきらくに。。。
ちなみに、もちろん、ずーっと子供と一緒にすごしている方もいらっしゃいます。
何がいいのか悪いのか、子供に聞いてみないとわかりません。
おらの妹が、
「子供を預けるなんてもったいない。こんな面白いものをみられないんだから。」
って言ってたのが印象に残っています。それがだれでも親の本音だと思いますよ。

「ベビーシッター」への2件のフィードバック

  1. 親というもの

    [関連したBlog【ベビーシッター/Cagylogicblogさん】]
    こうしてみると、アメリカと日本では随分育児事情が違うようですね。まず、アメリカと日本との決定的な違いというのは、アメリカ…

  2. アメリカと日本で、家族のあり方について、最も私が『違うなぁ』と思うことは、
    『幼い子どもと添い寝しない』と『年老いた両親と同居しない』ということです。
    おそらく、家族とはいえ『一個人』という考えなのかと思うのですが、
    日本の場合はやはり『親と子の絆』というものを、大切に考えてしまうようで、
    子育てを母ひとりに負わせて社会から孤立させてしまったり、
    両親の老後、『どうする?誰が面倒見る?』なんてことになってしまうのは、
    日本の昔からの『家族主義的主張』と現代の『社会の構造』が
    明らかにマッチしていないのだと思います。
    だからと言って、『どこの国の育児が良い』っていうのでもないのですが、
    いろんな国に、いろんな子育てがあって、どこの国の母親も悩みを抱え、
    でも、どこの国にも『よい子』もいれば『悪い子』もいて。面白いなぁ。と思いました。
    それと、日本の高校生や大学生は、子どもに接する機会が少ないように思います。
    だから子を産んだ後、どうしたらいいか分からない大人が増えているのかなぁとも思います。

コメントを残す