自由の国アメリカで一旗あげるぜぇ。てな話をよく聞きますが、思っているより面倒です。
アメリカに住むってことは、どうゆうことか、僕が経験したことを簡単に書きます。
アメリカには誰でも入れるという印象があると思います。実はそれは幻想です。
知らないうちに、次の特例を利用してアメリカに入国しているわけです。
日本のパスポートを持っていて、日本に帰ることが明らかで、アメリカでお金を稼がないのであれば、90日まで滞在ができます。
日本人が観光や仕事の出張などでアメリカに入国する際、ほとんどがこの制度を利用しています。これは、違法な移民の少ない国には、面倒な手続きや審査を省略して入国させるという方針からできた制度です。かつての日本人の行いに感謝しましょう。ですから、対象国以外の人はこの制度を利用することができません。
アメリカに来たことがある人は、入国審査のときに、「何日滞在するの?」とか「観光?」とか「どこに泊まるの?」とか聞かれたことがあるかもしれません。これは、上記の条件を満たしているか確認しているわけです。
そして、その審査が終わると滞在許可証としてパスポートにハンコが押されます。
では、上記の条件を満たさない場合はどうするのでしょうか。
3ヶ月以上滞在したいとか、アメリカで働きたいとか、日本国籍じゃないとか、、、
そうゆう人たちは、アメリカ移民局に申請を出します。移民局は申請した人の背景を調査して審査し、入国許可証(ビザ)を発行します。そのビザをもってアメリカに入国するわけです。
この審査は、先の90日までの滞在の審査とはまったく違っていて、とっても厳しいんです。というか、面倒なんです。
アメリカ移民局は、基本的に「アメリカ国民にとって得になる人しか入国させない」という方針をとっています。
ぶっちゃけて言えば、
人道的にまたは国際社会においてしょうがないなぁと思われる人
アメリカで、ばんばんお金を使う人
アメリカで、ばんばん税金を納める人。
アメリカで人材不足の分野に関連のある人。
などなどが審査に通ります。
逆に審査に通らない人はどんな人でしょう。
アメリカ人の雇用を奪う人。
アメリカの税金を使う人。
アメリカの生活を脅かす人。
もちろん、アメリカはアメリカにとって都合の悪い人を、退去処分にすることもできますし、入国拒否することもできます。
実際にはさまざまな種類のビザがあります。どんな人なのか、どれくらいの期間なのか、労働許可がついているのか。などなどで、料金も違えば審査の基準も違うし審査にかかる時間も違うし、滞在してもOKな期間も無期限なものから90日までいろいろ違います。
これは、審査の方法にいろいろな種類があるので、どのカテゴリで申請するのがいいのかは、人それぞれです。人それぞれ事情が違うからです。
結構、面倒でしょ。
詳しく知りたい人は、アメリカ ビザ などの単語でgoogleで検索してみてください。
また、このビザに関する法律はちょこちょこ変わるし、国によっても違います。専門家に相談することをお勧めします。
ちなみに僕は、専門的な仕事に従事するって種別でビザを持っています。まぁこれとるの面倒だったんだよ。
アメリカに住むこと(その2)
前回は、アメリカに住むにあたって、ビザを取得しないといけないという話をしました。 今回はもう少し詳しく、どんな人たちが審査に通るのかを記述します。…