Discovery Channel

おらが良く見るチャンネルに、Discovery Channelというものがある。


日本でもこのチャンネルは、衛星とかケーブルで見れるようである。
基本的に、ドキュメンタリー専門のチャンネルである。とは言っても、このドキュメンタリーは基本的に自然科学や工業のものが多い。人間ドラマ系のドキュメンタリーではない。
ちなみに、Discovery Channel Storeというお店があちこちのショッピングモールにあったりする。
このお店は番組のビデオやDVDを売っているのはもちろん。子供向けの科学的なおもちゃやパズル。実験セットなんかが売っている。この店も結構好きなんだが。。。
最近はまっているのが、(これらのリンクをつつくと、スパイボットが入り込んでくるので注意!)
Monster Garage
Monster House
American Chopper
American Hot Rod
という番組。これらの番組が日本で見られるかどうかは不明。
まずは、
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Monster Garage

自動車整備のプロたち数人が、5日間の間に、決められたテーマの自動車を製作、改造するのが目標。テーマを達成されれば、商品として高価な工具とかがもらえる。その悪戦苦闘をドキュメンタリーとして放送しているのがこの番組。
ただ、このテーマというのが無茶苦茶なんである。
例えばこれ。中古のトラックの荷台に開閉式プロレスリングをつける。出来上がり結果はこちら
期間が短いので、がんがん鉄を切って、がんがん溶接していく。豪快な作業です。
もちろんこうゆう仕事をプロでやっている人たちだから、気性が荒く、喧嘩したり意気投合したりしながら。はっきりいって、かっちょええです。
今日やってたのがこいつ
若いころ、ぶいぶい言わせた自動車工のじいちゃんたち(最長80歳とかゆーてたな)が、登場。
彼らが現役だったころの Chevyという車をかっこよく改造しようというわけ。
既に古い車ですから、まずはボディを降ろして、フレームを改造。しゃこたんにする。
エンジンとかサスとかミッションなどの駆動系は新しい最新のものに乗せかえ。
ボディは胴体部分を4インチちょん切って、車高全体を下げる。
窓枠もちょんぎって、窓を小さく。
これらを、60歳を超えたじいちゃんたちが、がんがんやってくわけです。
じいちゃん、かっこよすぎます。くわえ葉巻で火花散らしながら溶接したり、電動のこぎりでがりがりボディをぶった切っていきます。
いやぁ。ものを作る人たちってかっこいいよなぁ。って思える番組です。
んで、Monster Garageの高視聴率に調子に乗って作った番組が、
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Monster House

基本構成は同じ。指定されたテーマに従って作業を行い、それが達成されれば、商品がもらえるドキュメンタリー。
ただ、車なんてもんじゃないです。家です。家の改造です。日本でやってる、「まぁなんということでしょう。」なんてかっこいい家じゃないです。ばかばかしさ100倍です。
大工のにいちゃんが数人集まって、そこに住んでる人が喜ぶ楽しい(けどかなりばかばかしい)家に改造するんです。
印象に残ってるのがこれ
旅行好きの住人に送る、キャンピングカーにみたてた内装への改造。
ここでも、大工のにいちゃんの一人が仲間と喧嘩をして、帰っちゃった。。。
残った人たちで残りの作業をやってたけど。できあがりはとっても楽しいおうちです。
。。。
あり?このWeb、全部じゃないな。おらの好きなやつがWebに出てないぞ。
最後にこれ
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American Chopper

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American Hot Rod

これは改造じゃなくて、まっさらから作ります。とは言ってもエンジンとかミッションとかは買ってきたやつを組み付けるんだけど、ボディは作ります。
American Chopperはカスタムアメリカンバイクを工場のおっちゃんのアドバイスを受けながら自分で作っていく。
American Hot Rodは指定されたデザインに近づくように鉄板を曲げてボディを作っていく。
というドキュメンタリー。
バイクって結構キットみたいになってるのね。フレームを選んで、タンクを選んでシートを選んで、リアタイヤカバー(リアフェンダーってゆーてたな)を選んで。などなど。
その他、鉄板で小物を作って溶接したり、ちょんぎったりして、好みの形に仕上げていく。
んで、塗装して、くみ上げて。ってな番組。
車はデッサンの絵があって、それに近づくように鉄板曲げてボディを作っていく。
別に設計図があるわけじゃないので、ボディを組んでから、あら、エンジンがボディにあたるのねとか、配管が。。。とかやってます。
どれも、ものを作る番組です。それも小手先でちまちま作るんじゃなくて豪快に作っていきます。その作っていく過程がおもしろい。できあがりが面白い以上に、作っていく過程がおもしろい。鉄を曲げたり、切ったり溶接したり。磨いたり、色を塗ったり。
ものを作る人ってやっぱり、かっこいいよなぁ。
日本にいると、ものを作る人ってあんまり、かっこよく扱われないからなぁ。
プロジェクトXくらいだもんなぁ。
それもプロジェクトXじゃぁなんか暗くて苦労がどうのって番組だし。。。
実はあの番組、僕は嫌いでして。。
というのは、何度か見たのですが、夜も寝ないで家族をかえりみないで一生懸命働く当時の人たちが描かれていますが、それに対する報酬はちゃんと支払われているのかどうかどーにも考えちゃって。結局現場で実際にものを作っているひとたちは、達成感を得られているかもしれないけどそれに見合った報酬って得てないんじゃないかって考えちゃってどうもあきません。エンジニアって搾取されてるよなぁ。
ちなみに、上に出てきたDiscovery Channelの番組は、夜になるとみんな帰ります。
んで、朝にまたやってきます。たまには夜遅くまで働きますが、徹夜で働いたりなんてことは絶対にありません。まぁでっかい音がする作業ばっかりだから、夜中にはできないのだろうけど。。。

「Discovery Channel」への1件のフィードバック

  1. 今思うと、NHK工房探訪なんて番組が好きだったから、物作ってるところを見るのが好きなんだな。小さいときは、「できるかな」とか、「働くおじさん」とか好きだったし。

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