ギャンブルの話

ふと自分の賭け事に関して思うことがあったので書いておく。


賭け事は好きなほうです。結構小さいときからやってました。
幼稚園や小学生のころなどは、親につれられてデパートの屋上へ。メダルゲームで遊んでました。
高校生になってマージャンを覚えました。まぁ点2とかのかわいいもんです。
放課後とかはトランプ。セブンブリッジとか、ナポレオンにはまってました。大富豪とかもやりましたねぇ。
浪人時代はパチンコとマージャン。
パチンコに関してはかなりはまりました。
大学生のときには1年間パチンコ収支表なるものをつけてました。
かなり勝ってると思いきや、年間で数万。時給になおすと数10円だったことを覚えています。
1年365日中、300日以上パチンコに行っていた年もありました。
1日に5万10万なくなったことも何度もあります。5万10万といえば、1ヶ月のバイト代に相当します。あほです。
パチンコは、何度もやめようと思ったのですが、ついふらふら通ってしまってました。
大学4年生の卒業旅行で、パチンコ生活総決算ということで、ラスベガスに行きました。
このときは3日間滞在で、1日$100という予算を確保して勝負。きれいに、$300なくなりました。
確か初日は浮いてて、2日目3日目に使っちゃったんじゃないかな。
その後東京に就職したのですが、パチンコ生活はぱったりと止りました。
というのは、ラスベガスで遊んだことが直接のきっかけだと思います。
ラスベガスだと、スロット1発で1億円が出てくる可能性があります。まぁまずありえませんが、確率は0ではありません。
でもね、パチンコでは1日に10万円勝つことってとんでもなく難しいんですよ。ほぼありえない。
そのギャップがなんともむなしくなりまして、パチンコ行かなくなっちゃった。1日中、台の前に粘って、勝っても最高10万円。夢が無さすぎ。。。
まぁ名古屋から東京に引っ越してきて、パチンコの環境やら、生活の環境やらが変ったってのもありますが、ラスベガスに行ったってのが大きな原因だと思っています。
今は、カジノ行くチャンスがほとんど無いので、めったにやりません。
日本から誰か来たときに一緒にベガス行くくらいかなぁ。
最近、はじめた賭け事は、株です。
まぁ賭け事といえば賭け事ですし、投資といえば投資ですが、広い意味では賭け事です。
パチンコやらカジノやらで、1日に1万2万負けるのは当たり前。大きいときには5万10万負けた経験があるおらが、株の値段の上がり下がりに一喜一憂。
単価がでかいんですよね。$25の株を200株買って、$5000- まぁ50万円くらいですか?初心者の株投資です。アメリカには単位株って発想が無いですから100株でも買えます。
1日に$1くらい値段が上下します。$1下がったとしますと、200株で、$200-2万円無くなったことになります。
パチンコで2万円なくなっても、けろっとしてたんですが、株で2万円なくなると、とほうもなく臆病になるんです。やべぇ。もう売ったほうがいいのかな。どうしようかな。おろおろ。と。
2万円無くなったことによって、50万円全部なくなっちゃうんじゃないかと、へんな不安がよぎるわけです。毎日1万円づつ1週間なくなっても高々5万円。パチンコなら1日であっちゅうまに使っちゃう金額ですが、もう、びびりまくります。
片方で、パチンコであんだけつぎ込んでおいて何びびってんねん、という俺と、実際にびびりまくっている自分とが戦ってるわけです。
これがおもろい。
おらはまだまだ修行が足りませんので、投資効率がどうのとか、経常利益がどうのこうのとか、よくわかりません。
自分が良く買う商品とか、よく知っている会社とかそんな基準で決めてます。
もちろん、目標は立てています。銀行の定期預金よりX%上を目指すってな目標です。
おもろいゲームです。
今となっては既に1日に10万くらい値段が動いても動揺しなくなりました。誤差の範囲です。
この、感覚が麻痺してくる過程もとってもおもろいです。
カジノやパチンコと同じで、技術が入り込む余地がありそうで、実は、みんな平等な戦いです。プロだろうが、アマチュアだろうが平等なギャンブルだと思っています。(厳密には差があるようですが。。。)
まぁ考えてみれば、日本の企業を退職してアメリカに移民するってのも賭け事の一種です。
アメリカにやってきた最初はやっぱり、大丈夫なのかしら、俺の選択は間違ってなかったんだろうかなんて、おろおろしてました。
んで、しばらくして麻痺してくるわけです。こんなもんかって。。。
んで、気が付いたら、後戻りできないところまで来てしまっていると。。。
いまおらが、日本に帰って日本の企業で働くって決めたとしても、日本の企業でやっていけるんだろうか、俺の選択は間違ってなかったんだろうか。ってどきどきするんだと思います。
でも、そんなどきどきが楽しかったりして。。
そうゆう意味ではちょっと病的なギャンブル依存症かも。。。

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