着るもの

おいらは、ほぼ間違いなくオタクである。重度のコンピュータ(プログラミング)オタクである。
オタクの悩みの一つに、格好という問題がある。

オタクの名前に恥じないように、おいらも着るものに対しては、いつも困り果てる。おかげで、年中着るものが同じである。

小学校時代は親が近所のスーパーで買ってきた半ズボンにTシャツ。それこそ、体操着で生活していたこともあったくらい。中学高校は詰襟の黒の学生服。靴は中学のときは指定。高校は中学でバスケット部にいたせいもあって、バスケットシューズ。中学高校のときには、すでにコンピュータオタクが始まっていたので、着るものには無頓着。確か、GパンにトレーナーやらTシャツで生活していたと思う。Tシャツも無地で色違いのが数種類あるだけ。所詮着るのは休みのときだけなんだもん。

浪人時代をへて大学生活を4年過ごした。この時期が唯一服装が自由だった時代である。しかしこれもなかなか難しい。今までの経験がまったく無い。どうしていいかわからず、やっぱりGパンにトレーナーTシャツ。上にジャケットか革ジャン、コートを着てごまかしていたと思う。

最初に就職したのは東京の企業。これは背広必須。最初は当然、リクルートスーツにありがちな紺色。薄い茶、濃い茶、灰色などを徐々に買い足していった。当時はカラーシャツはあまり一般的じゃなかったので、白のワイシャツ。ネクタイもそれぞれの背広に適当に合わせて1本づつとか2本くらいまで。これらを1週間で、ぐるぐるローテーション。季節の変わり目に、古くなったネクタイやらシャツを捨てて新しいのを調達するくらい。

アメリカに転職してからは、服装は自由。これで一段と服装がやばくなった。年中同じ格好。いや、服はちゃんとローテーションしてますよ。でもベースは同じ。リーバイスの505。色違い。バナリパかGAPの長袖のTシャツまたはトレーナー。冬にはジャケットまたはコート。このへんをぐるぐるローテーションしているだけ。車で通勤して、オフィスに入ったら、パソコンの前から一切動かない。打ち合わせと言っても社内の連中とばかり。カリフォルニアは四季で気温の差が少ないので、なおさら服装に変化がない。

日本と違ってこっちの連中は服装に気を使う率が低いので、それに馴染んじゃってなおさらやばい。逆に、サンフランシスコ市内で、日本人っぽい顔をみても、服装でこっちに住んでいる人か日本から短期で来ている人か見分けがつくくらい。日本から観光で来ている人は服装ちゃんとしてるからねぇ。

そんなこんなで35歳を迎えています。ぜんぜんかっこよくないです。かなり危機感を感じる今日この頃。。。いやねぇ。パートナーにはいろいろうだうだ言われるんですよね。もうちょっと格好どうにかせぇと。。。まぁ格好以上に頭が痛いのは髪形なんですけどね。

日本で背広で仕事している人って、普段着ってどうしてるんだろう。。。やっぱり困り果てるよなぁ。

純粋なココロ 2.0というBlogの「全身ユニクロ・無印」のコーディネイトは、むしろレベルが高すぎるという記事は面白い。

「着こなし講座=自作PCの勉強」、「マネキン買い=メーカー製PC」

あぁそうゆうことなのね。俺は家で使うPCは基本的に自作します。これは、自分にあった部品を組み合わせることで、どこでどんな問題がでたのか後から切り分けやすいし、自分の必要なものを買っているので、無駄なものがなくて、余計なことを考えなくてもいいからです。別に自作PCだからって安くなるわけじゃないです。多分、DELLなんかでメーカー製PCを買ったほうが安いくらいです。あとは、自分でPC作るのが楽しいんですよね。
メーカー製PCでは何が面倒って、何がどうなっているのか、把握するのが難しいことなんですよ。どんなハードが繋がっていて、どんなドライバがインストールされているかなど。特に面倒なのがソフトウエア。メーカー製PCを買うと、なんだかよくわからないソフトが全部事前にインストールされている。これが使わないのに悪さをするからややこしい。でもね。メール読んだりWeb見たりするだけなら、メーカー製PCの方が楽なんですよ。それだったら問題起きないから。コンセントに繋いでキーボードとマウスとモニタとインターネット繋いだらもう使える。ある意味それでいいんですよ。
メーカー製PCがお買い得とか、高いとか無駄とか関係ないんですよね。パッケージとして便利か便利じゃないかの違い。BTO直販てな考えも純粋なココロ 2.0では書かれていて、非常におもしろい。

んで、ここまで書いていてふと思いついたビジネス。

1年分お金を払うと毎月季節の果物が届いたり、毎月違うワインが届いたりする通信販売ってあるじゃないですか。毎月違うお皿が届いたりとかさ。あれの服装版って無いのかしら?
最初にさまざまな体のサイズと一緒に1年分お金を払うと、毎月、季節にあわせた一揃いの服装が届く。もちろん、みんなに同じ服装がとどいたら意味なし。だれそれコーディネートであなたに合わせた服が届きますってことで、ひとり1人に違った、でも定番の服が届けられる。いや別に手作業でコーディネートしなくてもええんですよ。適当にPCでランダムにコーディネートして、それを手作業でざっくりチェックするだけでもええんです。んで、毎月、家に一揃い届く。
毎月だから、大体季節に合わせて着ることができるし、その時期の流行とかもある程度考えてくれる。まぁあとは、届いた服にあわせてちょろちょろバリエーションを増やすような買い方をすれば、1ヶ月すごせるというか。。そんなシステム。

ユニクロとかで簡単にできそうな気がするけどな。まぁ別に実際のものが届かなくても、Webでそんなページがあってもいいんだけどね。あとは好みのパラメータっての?流行り物を取り入れる率とか、明るい色が好きとか、そんな感じでパラメータが変えられて、こんなんどうでっしゃろ?って提案してくれる。そんなシステム。色がどうのとか形がどうのとかじゃなくて、実際にこれ買えって提案してくれる。

俺、服に関して詳しくないんでよくわからないんだけど、こんなんあったら、俺使うなぁ。。。

「着るもの」への2件のフィードバック

  1. ちょっと感じは違うけど似たようなシステムが
    女性だと通販モノにそういったのがありますよ。
    毎月Ⅰアイテム違ったモノが届くというやつ。
    例えば長袖カットソーを選んだら、様々な長袖カットソーが毎月1つ届く。気に入れば購入し、気に入らなければ返品。毎月1枚ずつ足していっても良いし、枚数が足りたなら次月からやめれば良い。
    でも、男性版はみたことがないねー。
    結婚してそういうモノがあるって知ったぐらいだから、
    男性には馴染みのないシステムなんじゃないだろうか>通販

  2. ほう。女性向けだと、その手のサービスが既にあるのか。
    男性版ってみたことないですよねぇ。
    AmazonとかebayとかヤフオクとかのWeb通販だと男性の方が多いような気がするけど、なんで無いんだろうか。
    まぁデパートでも婦人服売り場に比べて紳士服売り場は極端に狭いので、市場自体が狭いのかなぁ。
    楽天とかでやっても面白そうな気がするのに。。
    楽天探してみよっと。

へ返信するコメントをキャンセル

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください