珍しく夏に実家に帰ることができた。
そんなことはさておき、やな場
僕の実家は愛知県にあるのですが、このやな場は岐阜県。川の途中を仕切って、すだれで水だけを通すと、すだれの上に鮎やらうなぎやらがかかるという寸法。ここで手づかみで魚を回収する。
獲れた鮎を食わせてくれるお店までお出かけしました。3000円で結構な量、鮎が食えます。 僕のお気に入りの場所です。
夏に日本に行く機会がなかなか無くてしばらくご無沙汰ですが健在です。
店の中はこんな感じ。別にエアコンが効いているわけではないので、結構本気で暑いです。
鮎はこのような状態で運ばれてきます。たまに、ピクピク動いてたりします。
鮎をくねくね曲げて串に指す方法もありますが、僕はこのようなストレートがお好みです。
各テーブルには、このようなガスコンロがついていて、その場で焼いて食べます。鮎の油がすごいです。ガスコンロの炎もあって、マジで暑いです。
基本的には、塩ぶっかけてコンロにのせるだけ。上から火であぶられて、下に油が落ちていきます。焦げてきたらひっくり返します。
焼けるまで、刺身やら、甘露煮やらを食います。この甘露煮は頭をのぞいて全て食えます。頭も食えますけど、ちょっと硬いので、僕は遠慮します。
ところで、鮎の食い方って知ってますか?下の鮎が焼けた状態。これを上手に食うと上のようになります。この食い方をみて、「漫画に出てくるような食い方だ」といわれたことがあります。
まずヒレというヒレをすべて手でむしります。エラの横、胸、腹、背、尻のヒレを手でむしります。
次に鮎を立たせて、背中を背骨に沿って、箸で押さえていきます。
箸で押さえることで、身が完全に骨から外れます。身が外れない場合は、まだちょっと生っぽいところが残っている証拠です。その際は、普通にかじってしまいましょう。
次に、頭の周りの皮をえらに沿って、箸で切り取ります。 頭を背骨から切り離さないように注意しましょう。(ピンボケだぁ。)
最後に尾びれ(尻尾)を取り除きます。そして、箸でクビの部分の皮を押さえて、頭をひっぱります。既に身と骨がはがれていますので、脱皮したように身を外すことができます。
最後に鮎雑炊。というか鮎茶漬け。あぶった鮎の身をほぐしてご飯の上にのせ、だしで食べます。
う~ん。うまい。
ご馳走様でした。
それにしても今日はピンボケばかりだ。