大組織で成功できる要素

梅田望夫、「ウェブ時代をゆく」-いかに働き、いかに学ぶか を読んだわけだが、その中で、「大組織で成功できる要素」として7項目上がってて、とっても面白いので書く。

(1) 「配属」「転勤」「配置転換」のような「自分の生活や時間の使い方を他者によって規定されること」を、「未知との遭遇」として心から楽しめる。

大組織であれば、上記のような変化が内部の都合として発生することが多い。でも、小組織であれば、外部にむき出しの部分が大きくなるので、外的要因として、上記のような変化って簡単に発生すると思う。逆に、大組織の方が安定した変化であって、小さな組織だと、突発的な変化がたくさんあると思う。

(2)与えられた問題・課題を解決することに情熱を傾けることができる。その課題が難しければ難しいほど面白いと思える。

与えられた問題・課題を解決するにあたって、その問題・課題の本質を理解し、根本的な解決を見つけ出すのは、小さな組織でも同じなんじゃないのかなぁ。大きな組織だと、その範囲を超えた解決まで求められないってことが言いたいのかなぁ。

(3)Whatへの「好き嫌い」やこだわりがあまり細かくなくおおらかで、一緒に働く人への「好き嫌い」があまりない。仮にあっても、苦手(つまり「嫌い」)を克服することを好む。

ごめんなさい。これ、僕は完全に、脱落です。一緒に働く人がどんな人かによって、おもいっきりモチベーションが変化します。苦手を克服すること自体の行為に対しては興味を持つけど、そのひとに対して興味が持てません。

(4)「これが今から始まる新しいゲームだ」とルールを与えられたとき、そのルールの意味を習得してその世界で勝つことに邁進することに興味を覚える。

あ~、これはあるかも。ただ、ルールの意味を習得したときに、ルールを変更させる方法を考えたり、そのルールにないことを考えたりして勝つのが楽しいだろうな。

で、一度でも勝ってしまうと、とたんに興味が薄れるのでした。

でも、これって、金持ち父さんの話じゃないけど、まとまったお金を作るためには必要なスキルなんだよなぁ。そのルールを習得するってのは一つの重要なスキルだと思う。

(5)多くの人と力を合わせることで、個人一人ではできない大きなことができることに充実感を覚えるチームプレーヤーである。

これも、脱落。個人一人ではできない大きなことを、一人でやるためにはどうしたらいいのかを模索してしまう。で、それが自分でなくてもいいということがわかったら、よろしゅう、と。。。

(6)「巨大」なものが粛々と動くことへの関与・貢献に達成感と充実感を感じ、長時間長期への「組織へのコミットメント」をいとわず、それを支える持久的体力にすぐれる。

これも脱落。途中で飽きるから。(笑)

みんなで喜びを分かち合うって発想に欠けてるのかも。大体、「巨大」なものが、「巨大」でなきゃいけない理由からして納得できない。

(7)組織への忠誠心や仕事における使命感のほうが、個の志向性よりも価値が高いと考える。

これもだめだねぇ。自分の志向性って、あきっぽいからどんどん変化していくんですよ。でも、組織への忠誠心や仕事の使命感って、変化しづらいじゃないですか。飽きるんだよねぇ。

ということで、3/7でした。

だからどうなのよって、この脱落の4点を克服すれば(我慢すれば?)、大組織で生きていけるのか。

いいや。小組織で。。。

でも小組織で質のいいものをマーケットから探すのって難しいんだよね。

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