毎年、3月ごろに大慌てで、TurboTaxを使ってTax returnをしている。毎年いくつかよくわからないところがあるんだけど、期限が迫ってるし、めんどくさいし、あんまり気にせずに、TurboTaxの言われるままにファイルしていた。
ふと思いついたので、なんのこっちゃと、ちゃんと調べてみた。
Alternative Minimum Tax
最低代替税とか代替ミニマム税とか訳される。
節税対策に歯止めをかける目的で、通常の税の計算方法にある、さまざまな控除が減らされた状態のもう一つの税の計算方法で、税を計算し、通常の税の計算方法よりも支払額が多くなった場合には、そちらの金額を支払う。
言いかえると、税金の計算方法には2通りあって、2通りで計算して高い方で支払えってことみたい。
AMTの計算方法は、通常の計算方法にある控除が減っている代わりに、AMT控除というものがあったり、税率が低くなっていたりして、普通は通常の計算方法の方が税額は高くなる。ただ、通常の計算方法でも控除をいっぱい使って節税していたりすると、AMTの方が高くなる。
所得が高く控除が多ければ多いほど、Regular Tax での控除を無効にする代替的な(Alternative)税金が発生するということになります。
節税をいっぱいしても、AMTの方で税金をとられちゃう可能性があるってことね。
AMTの計算方法では、人的扶養者控除やStandard Deductionがない、Itemized Deductionがほとんどない代わりに、AMT用の控除がちょっと大きくなっていて、税率が26%か28%となっている。(通常の所得税率は10%~35%の累進)
普通にやってる分には、通常の計算方法の方が税金は安くなるけど、節税で控除をいっぱい使ってるとAMTの方が高くなって、そっちで回収されちゃうわけだ。
な~るほど。で、いつもTurboTaxの最後の方で、
Alternative Mimum Tax (AMT)
Based on your information so far, you don’t have to pay the Alternative Minimum Tax (AMT).
って言われるわけね。にゃるほど。
今後、節税をやったらお世話になるということで。。。
で、TurboTaxで強引にAMTを計算させてみると、
- Adjust Regular Tax Depreciation (Regular Taxの減価償却の調整)
- Allocate Capital Gains or Losses
- Any ISO Transactions? (ISO=Incentive Stock Option)
- Adjust Investment Income
- Adjust Investment Expenses
- Enter Other AMT Adjustments
などが聞かれる。う~~ん。じぇんじぇん、わからん。まー、強引に計算させるのがあかんのかしらん。で、結論はやぱり、払わんでいいよと、Turbo Taxに言われる。そらそうだ。
おいらは税金の専門家ではないので、ここに記載した内容は間違っているかもしれません。
間違ってたら教えてね。
また、税金は人それぞれ違うので、僕の記事を参考にするのではなく、専門家に相談することをお勧めします。
参考