アメリカへ観光旅行するときの荷物について

アメリカへ観光旅行するときの荷物について、尋ねられることがあったのでメモ。

アメリカへ観光旅行するときの荷物にはいろいろ制限があるので、それに関して記載する。これはそのときどきにどんどんルールが変更されるし、航空会社や旅行の目的によっても違うので、最新の情報を適宜調べる必要があるのだが、ここには、一般論として、観光旅行について現在思うことを記載する。

アメリカ以外の国だとまた違ったルールだと思う。

アメリカへ荷物を持ち込むには2つのハードルが存在する。

ひとつは、飛行機に持ちこむハードル。もうひとつは、アメリカ国内に持ちこむハードル。

厳密に言うと日本から持ち出すハードルもあるのだが、一般的でないのでここでは記載しない。

僕のアドバイスの基本方針は、英語で説明するのが面倒なものはやめとけ。です。

荷物を検査する人はプロであり、年がら年中検査しているのでやっぱりおかしな物を持ちこむ人を見破る。あやしい人であれば質問が増えるし典型的な観光客であればそれなりの対応である。1週間の観光旅行と言っているのに荷物がむちゃくちゃ多かったり、なにか不信な点があるから検査も厳しくなる。旅行の始めから面倒なことに巻き込まれるのもつまらない。

普通の観光客なんだから普通の観光客の荷物で。

飛行機に持ちこむハードル

飛行機に持ちこむ荷物には、預け入れ荷物と機内持ち込み荷物がある。

預け入れ荷物

サイズの制限、重さの制限がある。これは飛行機のチケットによって変化するので適宜調べる必要がある。また、追加料金を支払うことで、サイズや重さの制限が変化するのでそれも調べる。

危険物は入れられない。ここで言う危険物とは、可燃性物質や引火性物質、高圧ガスなどがあげられる。

注意しなければならないのは、ライター、マッチ、リチウム電池。これらも入れられない。携帯の予備電池や、デジカメの予備電池などが該当する。このへんは機内持ち込みの荷物で。

スプレー缶やキャンプ用の燃料や炭なども、駄目。

液体を入れてもOK。ただ破損の可能性を考慮するべき。液体が漏れると大惨事になる。

上記のものでもOKな場合はある。たとえばスプレー缶が引火性ガスでないとか、化粧品、医薬品、医薬部外品であるとかだとOKであるが、説明するのが面倒と思うならやめておくことをお勧めする。

預け入れ荷物には基本鍵は掛けられないと考えるべきである。TSAロックならかけてもOKという意見もあるが、TSAロックも掛けないでくださいと言われることもあるし、TSAロックでも結局空港職員が開けられることを考えると、僕はかけてもあまり意味は無いと思う。

これらの点から、預け入れ荷物には高価なものや貴重品などは入れるべきではない。

検査対象になれば、壊してでも開けられてしまう。開けた場合は「検査のために開けました」の紙きれを入れられる。

鍵が無くてもちゃんと荷物が開かないことも重要。基本預け入れ荷物は投げて運ばれると考えたほうがよい。衝撃で鍵が壊れることもありうる。スーツケースであればベルトを付けるのは有効である。

パスポートなどの入国に必要な荷物を入れてしまわないように。

機内持ち込み荷物

基本、入国審査で使用する物、貴重品、預け入れできなかった荷物(ライターとリチウム電池)、機内で使用する物、を機内に持ち込む。

サイズの制限、重さの制限がある。これは旅行会社によって違うので適宜調べる必要がある。ただ、最近は機内持ち込みしても頭の上の棚の取り合いになることが多い。棚がいっぱいになってしまうと、足元に置くか、預け入れ荷物に変更されられるかのどちらかになる。そのため、できるだけ機内持ち込み荷物はコンパクトにすることをお勧めする。

危険物は入れられない。ここで言う危険物とは、可燃性物質や引火性物質、高圧ガスなど。よってスプレー缶などはダメ。

工具、刃物や尖ったものは持ち込めない。爪切りや裁縫道具などもダメ。預け入れ荷物へ。

液体は100ml以下の容器で透明プラスチック袋(40cm四方)に入れる。機内で使用する化粧水、ハミガキチューブなどが該当する。コンタクトレンズの保存液もここに入れたほうが良い。100mlよりも多い液体は預け入れ荷物へ。

僕の場合、機内持ち込みの荷物は以下のとおり

1軍

  • 現金クレジットカード免許証などがはいった財布
  • パスポートなどの入国審査で必要な書類と筆記用具
  • 携帯電話、ライター

2軍

  • ノートパソコン、リチウム予備電池
  • ヘッドフォン、耳栓
  • 免税店で購入した物

3軍

  • 雑誌、携帯ゲーム機、マスク、保湿用品、アレルギーの薬など
  • 滞在期間が短い場合は着替えも。

アメリカ国内へ持ち込むハードル

検疫に関する注意と税関に関する注意とがある。

ぶっちゃけ、ちゃんと手続きをすればほとんどのものが持ち込めるのだが、手続きが観光旅行では一般的でないので、手続きなしの方向で。

このハードルは機内持ち込み荷物、預け入れ荷物両方が対象になる。

やっかいなのは、彼らも全部を検査しているわけではないので、結構な割合でなんも問題なく持ち込めてしまったりするし、検査されたとしても没収されるだけだから大丈夫という説もあるが、厳密にいうと申告もれだったりなどのルール違反になり罰金の対象となるので、面倒なことになる可能性を否定できない。

また、このへんの法律ルールはどんどん変化するので常に最新情報に注意する必要がある。

基本方針は、検疫、税関で説明が面倒なものはやめておくことをお勧めする。

もちろん、普段服用している薬などは滞在日数と比較してあまりに大量に持ち込んだりしない限り、常識的に考えて大丈夫なことが多い。

検疫に関する注意

アメリカの検疫では、国外から病原菌や害虫などが持ちこまれないかどうかを検査される。たとえば狂牛病にまつわる牛製品、果物などにまつわる害虫などである。

基本、食べ物、植物を持ち込むことを僕はお勧めしない。

お土産用のお菓子などであれば、大抵大丈夫であるが、食べ物の場合、中に牛肉エキスなどが含まれていると持ち込めない。カップラーメンやカレーのルーなどが問題となる。

また、漢方薬などによっては、ワシントン条約やさまざまなルールによって持ち込みが禁止されている。麻薬類はもちろんだめ。

その他果物やら植物やらいろいろあるのだが、このへんのルールは非常に複雑で面倒なので、食べ物、果物、植物の持ち込みは手続きすれば可能ではあるが、やめとけ、と僕は言う。

税関申告書に食べ物を持ち込んでいますか?の質問項目があるように、検疫に関しては面倒くさいと考えたほうがいいと思う。

ようかんを持ち込んで英語で説明するのに苦労するくらいならもってこないほうが楽。

成田などの空港免税店で売っているからといって、アメリカ持ち込みがOKというわけでもないので注意。

関税に関する注意

現金などをアメリカドルに換算して1万ドル以上持ち込む場合は申告が必要。申告しないと没収される可能性がある。

カジノで遊ばない限りクレジットカードを使うことがほとんどなので、現金はそんなに必要無い。僕の知り合いが日本から1週間ほど僕のところに遊びに来る場合は、僕への土産としてタバコなどを買ってきてもらう。その代金を$40とか渡すのだが、その現金$40で1週間くらいすぎてしまう。そんなにたくさんの現金いらないです。

酒類は1リットル。たばこ200本まで、土産$100まで免税。普段使うものはとくに申告の必要なし。

まとめ

一般的な観光旅行で必要なものって限られていると思うので、いらんものは持ってこないで現地調達を考える。

飛行機に乗って時差ボケのヘロヘロの状態で入国審査、税関検疫検査があるので、説明が面倒なものはできるだけ避ける。

よい旅を。

参考文献

http://ta-bi.net/

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