Charles River Museum of Industry & Innovation

WalthamにあるCharles River Museum of Industry & Innovationに行ってきた。

ChatGPT先生に尋ねることが多い今日この頃。ChatGPTと話していると、まだ行ったことのない博物館が近所にいくつかあることが発覚。そのひとつがこれ。

iPadのナビに従って行ったら施設の裏側に来てしまった。入ろうとすると中の人が、ここは裏口なので、反対側に回って入ってね。とのこと。裏にある駐車場は職員用なので川の反対側にあるPublic Parkingに停めてねと、チラシをくれた。

以前に行った、Boott Cotton Mills Museumと同じように、ここも昔の工場跡。こっちの方がぜんぜん古い。最初にここに工場を建てて、手狭になったのでMerrimack川の方に引っ越したらしい。こっちのチャールズ川は小さいもんね。

このあたりの工業製品の生産の歴史が展示してある。

入場料は一人$10。入場するとともにトイレどこ?って聞いて、トイレ行く。入り口に戻ってきて、順路ってこっち?って聞いたら、受付のおっちゃん、暇だったのか、入り口にある昔の工場の模型を使ってこの工場の歴史を詳しく説明してくれた。

この工場を作ったのが、Francis Cabot Lowell。で、その後、死んでからだけど、会社(Boston Manufacturing Company)がMerrimack川の方に巨大工場群を作って、そのままLowellという町の名前になったらしい。

以前、その博物館は見に行ったよ。って言ったらそれとの関係やらも詳しく教えてくれた。

最初は水車を動力源とした工場。その後蒸気機関を動力源に変更などなど。

水車や蒸気機関の動力を工場内に伝搬させるベルトシステムや、それを使った織機、旋盤、ドリルなどなどが展示してあった。

客が僕らしかいなかったので、解説の人が横についていろいろ詳しく教えてくれた。触らせてもらったり。

Linotypeって機械も置かれていた。俺、この機械知らなかったんだよね。

昔、活版印刷だったとき、活字(movable type)をひとつひとつ手で拾って版を作り、それを印刷に使っていた。このあと写植(写真植字)に移行したと思ってたけど、それ以前に、Linotypeっていう鋳植機(組版鋳造機)の時代があったらしい。

手元のキーボードを叩くと、対応した文字の型が選択される。1行分選択されると、その型をもとに金属が流し込まれて1行分の版ができあがる。これを組み合わせて1ページの版をつくるという代物。

1行分の版ができあがると、使用済みの文字型は自動的にもとの位置に戻っていき再利用される。

1行分の版をリアルタイムで鋳造するってなかなか豪快なアイデアだ。

出来上がった1行の版ってないの?見たいって言ったら、今は置いてないらしい。どうも金属が鉛らしく、有害なので置いてないとのこと。当時も使い終わった版は溶かして再利用していたらしい。年に何度か、Linotypeの専門家が来て操作してくれるのでそのときなら見られるらしい。

剃刀のGilletteも本社はボストン。ここからスピンアウトしたRudolph Beaver Companyという手術用刃物の会社もこのあたりだったらしい。

ウォルサムウォッチという時計の会社もこのあたり。腕時計や懐中時計の製造の機械などの展示がいっぱいあった。へーへー。

とっても楽しい時間でした。

帰り、豪雨で大変だったけど。。。

帰りにHakata Ramen & Sushiでちょっと遅めの昼ご飯。ごちそうさまでした。

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