Canon EOS KissデジタルNを買ったわけだが、これが面白くてたまらん。
昨日撮った写真をいろいろ眺めていると、ふと気がつくことが。
クリックすると拡大します。
え?ごみ?(赤く囲ってあるところ)
デジタル一眼レフカメラだと、受光センサにごみがつくのが問題って話はWebで勉強して知ってたけど、買っていきなりですか。まぁ新品の方が工作くずなどが出やすいとも書いてあったけど、いきなりごみが写ってちょっとショック。
早速、ブロアーと呼ばれる掃除機を調達。
いきなりしゅぽしゅぽやってはいけないらしい。しばらく何も無いところで、中からごみが出てこなくなるまで、しゅぽしゅぽやる。
まさか、ごみなんて出てこないだろうって思ってたら、すぽっとでっかいゴムのきれっぱしが飛び出してきてびっくり。おぃおぃ。
まずは、どこが汚れているか確認。絞りを絞って明るいところを狙って手ぶれで撮影すると、ごみがきれいに写るという。
明るいところと行っても、現在、真夜中。白い壁に向けて撮りました。あんまり明るくないけど、ごみだらけじゃん。(赤く囲ったところが気になるところ)よっぽど俺の部屋が埃っぽいのか、根本的に俺の扱いが雑なのか。まさか俺が煙草吸うからって、灰が入ったわけでもあるまいし。大体、あのでっかいゴミ、移動してるし。
では、ご本尊へ。レンズを外して、設定から、撮像素子の清掃を選択。カメラを下に向けて、さきっちょが中に入って、ゴチンとどこかにぶつけないように、しゅぽしゅぽしゅぽしゅぽ。空気中にぶちまけて漂っている埃が落ち着くまでカメラを下に向けたまま休憩。
終わったら電源を一旦切って、再度確認。
でかいのはどっかに飛んでった。 細かいのは残ってるけど、まぁ細かいことは気にするな。来年日本に行ったときにでも、クリーニングに持っていこう。どうせ、また汚れるんだし。そのときにしゅぽしゅぽやってりゃ、増えたり減ったりするもんだろうし。空とか白くて明るいものを、絞りを絞って(ピントを広く合わせて)撮らない限り、目立たないだろうし。
Webで調べると、Visible Dustなる会社がいろいろセンサーのクリーニングキットを売っている模様。こんなもん、怖くて使えるか。というか高いし。
なかなか奥が深いですのぉ。
ふと思い立って、星を撮ってみた。
我が家にはコンパクトデジカメ用の三脚があるので、これに望遠レンズを装着したKissをくくりつけてベランダへ。
ごめんなさい。こんなコンパクトデジカメ用の三脚では、Kissは支えきれません。その上望遠レンズ。とても無理です。三脚ごとひっくり返っちゃいます。
まぁそこは家のベランダ。漫画やら雑誌やらを積み重ねて、カメラを固定。星がありそうなところに向けて、シャッターを切る。
最初の数枚は、真っ黒け。
そか、こうゆうときの ために、フルオートじゃなくてマニュアルがあるのだ。シャッター速度を10秒に設定して再度挑戦。
あ、なんか写った。ってなんも無いところなんだから、星以外ありえないんだけど。う~ん。ぶれてるし。というか、これピンボケ?考えてみれば、まっくらけでオートフォーカスなんて利かないわな。ということで、ファインダーをのぞいて、手動でピント合わせ。昔、中学生のころ、5センチだか10センチの屈折天体望遠鏡+安物経緯台で鍛えた腕をなめてもらっては困る。気合でピント合わせ。
嘘です。大体、あわせて、シャッター切っちゃ、液晶で拡大。ちょっとピント動かして、またシャッター切って、液晶で拡大。の繰り返し。デジカメならではの技。
普通、無限遠のピントって一番端っこにあるんじゃないのかよ。このレンズ、一番端っこまで回すとずれてるぞ。あ、オートフォーカスのレンズだから、モータで回る分、マージンとってあるのかな。
てなことを繰り返しつつ、いろいろ試行錯誤。手でシャッター押すとぶれるんだよねぇってことで、セルフタイマーを活用、シャッター押して、しばらくしてシャッターが切れるので、その間に振動が落ち着くという按配。
シャッター速度も、10秒、20秒、15秒と、いろいろ試してみる。
あ、写った。と思ったら、ひさしが引っかかってるし。これは15秒。んだけど、いっぱい星が写ってるぞ。いろんな色で写ってるぞ。これはおもろい。ちょっと感動。こいつをシャープに撮ってみたいぞ。
ピントは甘いし、日周運動なのか、ぶれてるのかわからんけど、なんとなく、ぶれてる気もする。んでも、Kissの望遠レンズで真っ暗な空に向けるだけで、こんなにもたくさんの星が写るのか。ちゃんと明るい星を狙って、丁寧にピントを合わせて、フォトショップで拡大したり画像処理すればいろいろ遊べるぞ。いろいろ修行することが増えちゃったなぁ。
家のベランダからこれだけ写るんだから、92を西に行った山の頂上だったら、すんげぇ写るかも。
いやぁこりゃおもろい。
ということで、頑丈な三脚を物色中。