やっかいな問題

ローンの手続きで、最初のうちはセールスの人がいろいろ連絡をくれたのだが、途中から書類集め担当の人から連絡が来るようになった。

こいつが、もう、びっくりするほどアホというか使えねぇ。こいつのせいで、しこたま頭を抱えた。今までは、セールスの人に質問のメールを送ると1日しないうちに返事が来ていたので、テンポよく書類集めができたのに、書類集め担当に切りかわってから、しこたまコミュニケーションが悪い。

書類集めの担当の人から電話がかかってくる。で、俺も普段は仕事をしているわけだから電話に出られない。と留守番電話にメッセージが残る。大至急連絡をくれと。で、電話したって出やしない。たまに電話に出たと思ったら、なんのご要件でしょう?ときやがる。おめーが電話しろって言ったから電話してんじゃないか。で、自分のローンの説明をすると、相手はこの書類を提出しろって言ってくる。書類の意味がわからないので質問をしても答えはわからない。他の担当に聞いてから連絡しますと言いやがる。でしょうがないから電話を切ると、もう連絡はこない。で忘れたころに、また大至急連絡をくれと。で、電話したって出やしない。たまに電話に出たと思ったら、なんのご要件でしょう?で、また自分のローンの説明。すると、先日言ってた書類を提出しろと言う。だから、あなたに質問したでしょう。で答えはでたの?と聞くと、他の担当に聞いてから連絡します。で、ふりだしに戻る。

で、この使えない書類集め担当になって、急に手続きが滞る。ついてないことに、セールスのにいちゃん、退職するってよ。セールスの引き継ぎはこの人ねと教えてもらったんだけど、担当は既に書類集め担当に切りかわってるから相談できる人がいなくなっちゃった。

まず、アパートの退去リクエストの書類。僕としては、家を購入してからもしばらくはこのアパートに住んでおいて、その間に家のリフォームをしようと思っていた。ただ、アパートの退去リクエストの書類を出せという。こいつを出すということは、いついつまでにアパートを出ますって宣言することになる。家が買えるかどうかわからんローンの審査のために、アパートの退去リクエストを出すわけにはいかんので、これはどうにかならんのか聞いても答えはもらえない。とりあえず書類を出せとしか言わないし、他の担当に聞いてみると言っているくせに聞いてこない。これは1週間ほど粘ったのだがラチがあかないので、あきらめて10月末にアパートを出ることにした。これでローンが通らなくて家が買えなかったら、宿無しになる。

次に不動産評価鑑定書、Appraisal report。ローン会社はこの不動産に対してお金を貸しても大丈夫か外部の会社(Appraiser)に依頼して評価をしてもらう。この書類をもらって保険の手続きをする。ということで、ローン会社が不動産評価鑑定書を手に入れたら僕に送ってもらわなきゃいけない。で、先の書類集め担当、保険の書類をよこせと。保険の書類を作るにはあんたが不動産評価鑑定書を送ってくれないと駄目なんですが、いつ不動産評価鑑定書はできるのでしょうか?で、他の担当に聞いてから連絡します。連絡ありゃしない。で、また電話。保険の書類をよこせと。おまえはアホか。不動産評価鑑定書は来週にはできます。できたらすぐに俺に送れと。で、連絡ありゃしない。しょうがないから俺から電話。こっちから電話したら、また、保険の書類をよこせと。だから、不動産評価鑑定書はどうなったんだ?今から送ります。ふざけるな。で、届いた不動産評価鑑定書、添付の写真が間違ってる。うちの地下の写真じゃない。ただちに連絡。確認して連絡します。で、連絡ありゃしない。電話がかかってきて、保険の書類をよこせと。不動産評価鑑定書の修正はどうなったんだ?ここに修正済みのものがありますので、送ります。このやりとりで、こいつは使えねえ度Max。

で、もうひとつは、鉛ペンキの検査の書類。検査した書類を出せというもんだから、売り手に聞いて以前に鉛ペンキの検査したときの書類をもらって提出。このときはまだセールスの人と連絡がついたので、以前のだけどいい?って聞いたらいいみたいよ。ってことで。でも、だめとな。検査の日付が古いからだめと。最新の検査出せと。で、このへん、ごにょごにょしてたら、ついに、うちの弁護士があのローン会社の言い分はおかしいから、手伝ってあげると手を差しのべてくれる。だってあの家には鉛ペンキが使われてるのはわかってるんだもん。検査でも鉛ペンキが使われてますってのが出てて、それを除去した記録なんてないもん。もう一度検査したって結果一緒じゃんと。マサチューセッツでは鉛ペンキが問題になることは無いのでおかしいと。で、弁護士の人もこのローン会社に連絡を取ろうとするが、しこたま連絡がとれない。個人からの連絡を放置するのだって、あたま悪い行為なのに、弁護士経由の連絡ですらちゃんと取れないってもう信じられない。あんまりにも連絡がとれないので、あきらめて、鉛ペンキの検査の予約をする。すると、ようやく、最終的に検査の書類を出せということではなくて、鉛ペンキが無いことを証明しなくてはならないということが判明。検査したって意味無いじゃん。あの家には鉛ペンキがあるのはわかってるんだから。鉛ペンキの検査をキャンセル。このままだと鉛ペンキを除去するまでローンは通らない。ということで、ローン会社を変更する手続きを検討しはじめる。

このごにおよんでローン会社の変更なので、Closing dateまでにローンを通せない。Closing date2日前にこんなんじゃ話にならん。ということで、売り手にローンが通らないので、Closing dateを変更したいという連絡を弁護士からしてもらう。もちろんローン会社には連絡済み。弁護士さんの知り合いのローン会社なら3週間で全部やってくれるというので、Closing dateを3週間延期。この際、売り手が延期はしない、ってことになると売買契約はなかったことになる。一方、売り手としてはこの契約ができなかったら、また最初からやりなおしになってとっても面倒なことになるので、延期を受け入れる。
そしたら、銀行から、鉛ペンキはなかったことにしますので、そのまま予定どおりお願いしますと連絡がくる。バカなの?売り手さんは引越しの手配をキャンセルしちゃってるから、そんなん無理です。1週間遅れに再度変更。みんなが振り回されている。弁護士激怒。

もう2度と使わねえ。
友人とかに聞いたら、大手は利率が悪い上に手続きが面倒だから誰も使わないよとのこと。大手がめんどくさい周知の事実だった模様。失敗したなぁ。
この記事を書いている間にそのときの状況を思いだして、イライラしてきちゃった。

 

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