仕事部屋の壁にLANコンセントを施工してみた。
うちのLANケーブルは地下室の天井に敷設。部屋に引き込むところは横着して、床に穴をあけて直接引き込んでいた。
これがぶさいくなので、壁にLANのコンセントを施工してみた。
日本の場合は配線管を使った施工が一般的なので、以下の方法は当てはまらないかもしれないので注意。
まず、柱の位置を確認。下地探知機?下地センサーを使って柱を探す。
大抵の場合、既存のコンセントの横には柱が入っている。配線BOXが柱に固定されていることが多いからだ。この情報をもとに柱の位置を推測、下地センサーを使って確認していく。
縦の柱だけではなくて横や斜めに入っている補強材もケーブルを通す際の邪魔になるので探す。
コンセントの隣にLANコンセントを配置したかったのだが、どうも柱が横にも入っているっぽい。
床まで抜けている位置を探したらちょっとずれたところで見つかる。ここをLANコンセント予定地とする。
実際の施工よりも、このへんの調査が一番重要。調査がちゃんとしていれば、施工も簡単。調査を怠けると施工がややこしいことになる。
で、実際に施工。地下側から壁の下あたりに穴をあける。
で、その穴にフィッシュテープ?フィッシュケーブルをつっこんで、十分上まで抜けられることを確認。ついでに地下からごそごそやってみて、壁の中の音を聞いて、LANコンセント予定地までちゃんとフィッシュケーブルの先端が来ているか確認。
まず壁にマウンティングブラケットを埋め込む。こいつが土台になる。ねじを締めると壁の石膏ボードに食いつく仕組み。
マスキングテープが柱の予想位置。マウンティングブラケットのサイズを測り、壁に位置を墨付け。
いよいよ壁に穴をあける。
ここで、ちょっとびびって小さめに穴をあけたばっかりに、あとでごりごり削る羽目になった。正確に穴をあけるべき。角重要。
思ってたよりも石膏ボードが分厚い。と思ったら、もしかしてこれ、石膏ボード2枚重ねになってね?
ごりごり頑張ったおかげで中の断熱材の防湿シートを貫通してしまったし、表面のペンキが割れてしまった。
手を突っ込んでみるとちゃんとフィッシュケーブルが来ている。位置関係はばっちり。
フィッシュケーブルの先端にタコ糸を括り付けて、地下から引っ張る。
で、地下でLANケーブルをタコ糸に括り付け、引っ張り上げる。
壁のコネクタはこんな感じ。
横に配線の色が書かれているのでそのとおりに配置。ここで無理してねじ込む必要はない。うちはBタイプの配線で統一。
カバーでねじ込む感じ。
余った線はハサミでちょんぎる。
パネルにはめるとこんな感じ。
できあがり。本来ならケーブルチェッカーとかで確認するんだろうけど、うちにはそんな都合のいいものはないので、実機でちゃんとネットにつながるか確認。
初めてにしてはなかなか上手にできたのではなかろうか。自画自賛。
右下の部分のペンキが割れてるけど。
短いLANケーブルの予備がもうないので、これ一個だけ。他の部屋の施工はまた後日。