情報処理技術者試験

世の中には、情報処理技術者試験なるものがある。まぁコンピュータの英検みたいなもんです。一応、国家試験らしいです。


まぁその資格を持ってたからって、免許じゃないんで、別に特別なことができるわけでもなく、この試験に合格しましたよってな看板くらいの役にしかたたないし、アメリカに来て、日本の国家試験を説明しても???なわけで、すっかりその存在を忘れてたんです。
あるとき、ふと気が付いて、「あれ?俺って、何の試験に合格してたんだっけ?」って思いまして、まったくもって思い出せないので、このたび実家に帰ったついでに調べてきました。
どーせまた忘れるので、ここにメモして(ついでに自慢して)おきます。
おらが合格している情報処理技術者試験
第二種情報処理技術者試験(大学3年当時)
第一種情報処理技術者試験(大学4年当時)
プロダクションエンジニア試験(就職2年目か3年目)
ちなみにその合格証書には、当時の通産省大臣の名前が入っています。もう通産省じゃないし。。。
ところで、この情報処理技術者試験。平成13年度春から試験制度が変わっちゃってます。
今の制度で、どれに対応するのかわからなかったので、調べてみました。

第二種情報処理技術者
この名称での試験は2000年度限りで終了しているが、2001年度に名称が「基本情報技術者」に変更され、同様の資格が認定されている。

第一種情報処理技術者
試験は2000年度限りで終了しており、2001年度に新たに新設された「ソフトウェア開発技術者」が第一種情報処理技術者に近い位置づけとなっている。

プロダクションエンジニア
認定のための試験は2000年度限りで終了しており、プロダクションエンジニアに要求されていた知識は「アプリケーションエンジニア」と「ソフトウェア開発技術者」の2つに分割されて受け継がれている。

ということでわかったようなわからんような。。。
要するにおらの資格は現在のカテゴリにすると、ソフトウエア開発技術者以上、アプリケーションエンジニア未満って感じかしら?
うーん。おらの資格は今でも有効なのか?(有効でもあんまり意味を持って無い気が。。。)

アプリケーションエンジニア
2001年度に改訂が行われ、従来の「アプリケーションエンジニア」区分に要求されていた知識に加え、現場の指導を行なうための知識が併せて要求されるようになった。

ってことで、昔のアプリケーションエンジニアよりも今のアプリケーションエンジニアの方がが範囲が広がっているようである。。。
んでいろいろ調べてわかったんだけど、今の情報処理技術者の試験って、プログラミング能力ってあんまり重要視されないのね。
プログラミング能力を問う(プログラミング言語が出てくる)資格ってのは、「基本情報技術者試験」だけみたい。このプログラミング能力の試験って、実際にはプログラミング能力を問う問題じゃなくて、他人のプログラムを読む能力の試験で、こうゆう能力ってとっても重要だと思うんだけど。。。
その言語もC,COBOL,Java,アセンブラ(CASLII)の4つからの選択。。。
さすがにFORTRANやPL/Iは消えたらしい。でもCOBOLは生きてるのね。
この手の情報処理技術者の試験の内容を調べると、どのような人材を作っていきたいのか、その方向性が見えて面白いです。
もしかしたら、そのような人材を作っていきたいけど、そのような人材は必要としてないとかいう意図があったりして。。。
独立行政法人情報処理推進機構
マイクロソフトの資格とかSUNの資格とかORACLEの資格とかもそれぞれの要求している人材の理想像が見えて面白いです。
ちなみにマイクロソフトの資格も2度3度挑戦した記憶がありますが、受かった記憶がありません。
この手の資格ってのは、体系的に全体を網羅するような勉強をしなければならないので、普段の実務では必要としない分野も勉強することになります。自分にとってすっぽり抜けている分野を改めて勉強するってのも面白いですよ。
普段何気なくやっていることに、へんてこな名称がついていたり、新たな発見があります。
なんでこんな資格をとったのかというと、お金のためです。
まぁ最初の第二種と第一種は就職対策でした。まだおらが大学生だったころに取りました。
就職試験に行くにあたって資格位もってたほうがええやろうということで、大学3年生のときになんやらいろいろ取ったんですがそのときのやつです。
実は、就職の面接試験のときにはまだ第一種の試験の結果を知らなかったんですよ。第二種は受かっていましたが。。
んで、面接のときに、「第二種持っているようだけど第一種は?」って聞かれて、「受けましたけど、結果がどうなってるか知りません。」ってな答えをしたような。。。
そしたら「今日、発表の日でしょ。合格者が日経新聞に出てるはずだよ。」みたいな会話を。。。後から聞いてみるとその面接してくれた役員はご丁寧に新聞でおらの名前を探したそうな。。ちゃんと名前載ってました。
その会社、持っている資格が第二種だと月々2000円。第一種だと月々5000円を給料に上乗せしてくれたんです。それ以上は一時金として5万円だか10万円だかもらえました。
ということで、ISDNが引きたくなってボーナスが欲しくって、プロダクションエンジニアを受けたという。。。そのときの一時金はISDNのモデムと契約金に使われました。
今となっては、まったくもって活用されて無い資格です。
ちなみにその他のおらが持っている(けど履歴書には書いても意味の無い)資格
電話級(4級)アマチュア無線技師(中学生当時合格)
英検2級(大学生当時合格)
TOEIC???点(6年前?)
自動車運転免許は現在失効しています。
アメリカ永住権って資格かな?(こっちじゃ使うけど日本じゃ意味無いよな。)

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