スーパーマーケット

わたしゃ毎週末にスーパーで1週間分の食料を調達します。その光景を詳細に記載します。


まずはスーパーにおでかけ。
おらは冷凍物を多く調達するので、遠くのスーパーに行く場合は、クーラーボックスを車に積みます。といっても、車に積みっぱなしですが。。
駐車場に車を止めます。
斜めに止める駐車場の場合、進行方向がありますので、逆走しないように注意します。
駐車場の中には、速度を出さないように、段差(というかでっぱり)がつけられていることがあります。あまりスピードをだしていると、がっこん、と車の腹をすります。
車を置いたら、カートを調達。
以前に書きましたが、車の中に子供を放置するのは厳禁。ややこしいことになりますので、ちゃんと連れて行きましょう。
駐車場のそこらじゅうに放置してあるカートを調達してもいいし、店の入り口に置いてあるカートを調達してもいいです。カートは、日本の物にくらべてかなりでかいです。量が少ない場合はかごもあります。
カートがでかくても、店はそれ以上にでかいですし、通路も広く取ってありますから日本より楽にカートを取り回すことができます。
子供用のちっこいカートがおいてあるお店もあります。ただ子供が無茶しないように気をつけましょう。よく映画などで見る、積み上げた商品が崩れるってのは、実際によくあります。結構微妙なバランスで積みあがっていることがあるので、子供がどんっとカートをぶつけると崩壊します。注意。
お店の中を散策。どこのお店も大体の人の流れがあるでしょうから、その流れに乗ってお買い物。
値段の見方
一個単位の値段が書いてあるときは、そのまま書いてあります。3.22だったら、3ドル22セントです。1.00なら1ドル。.99なら99セントです。
2.00 /lb と書いてある場合は、1パウンド当たり2ドルってことです。1パウンドは0.454kgですから、大体、500グラムと覚えておきましょう。
2 for 3ってあったら、2個で3ドルです。
One Get One Freeってのもあります。1個買うと1個無料(おまけ)ってことです。日本でも「無料サービス」ってポスターに目が行くように、こちらでも「Free」って表示には目が行くようです。
野菜果物コーナー
日本のようにパックに入って売っている場合もありますが、大抵の場合、野ざらし状態で売っています。そのあたりにぶらさがっている、ビニール袋に野菜別にほうりこんでいきます。大抵、1パウンドあたりの値段が付いていると思います。ネギなどは3本でいくら、ってなっていることもあります。じゃが芋やたまねぎ、ナスが巨大ですので、分量を考えて買いましょう。
こいつ、どれくらいの重さなんだ?ってのを計るための、はかりがおいてあるときもあります。利用しましょう。
得体の知れない野菜や果物がいろいろ売っています。お試しあれ。
果物では、桃に注意しましょう。日本の桃を期待すると外します。こっちはピーチですから、ピーチという食べ物だと思って買いましょう。
スーパーによっては、野菜コーナーにいると、雷の音がなることがあります。すぐに野菜から離れましょう。野菜に水をぶっかける合図です。野菜の上からスプリンクラーで水が降ってきます。のんきに手を伸ばしているとみずびだしになります。音が鳴らずにいきなり水が降ってくることもあります。こうやって野菜に水をぶっ掛けて野菜の鮮度を保つようです。

こっちでは生卵は食べちゃいけないことになっています。生卵を食べるときは、日本食スーパーに行って、「生食可」となっているものを買うか、自己責任で食べましょう。これにはいろいろ説があって、実はアメリカの卵の方が日本より菌の数が少ないとか、いやいや、やっぱり不衛生だから生食可の方がいいとか、所詮、生食可でも生で食ったらあたるとか、いろいろ言われていますが、とりあえず、私は生きていますので、やっぱり自己責任です。
乳製品
普通にカートに放り込めばOK。
日本と同じように、棚の奥に新しいもの、棚の手前に賞味期限の切れそうなやつが並んでいます。奥から掘り出して買うのも、手前を取るのもあなた次第。
豆腐が売っていることもあります。でもおらは、豆腐は日本食スーパーで買います。
肉、魚コーナー
パックに入って売っているものもありますし、カウンターになっていて、量り売りのものもあります。
量り売りの場合は、周りに待っている人がいないか確認しましょう。番号札(というか紙)を取って順番を待つシステムが多いです。順番におっちゃんが相手をしてくれます。
おっちゃんに、欲しいものと分量を言います。「こいつ、1パウンド」とか、「これ、ハーフパウンド(ハーフ=半分 だから、0.5パウンドってこと)」「これ2切れ」とか頼みます。おっちゃんが、その分量を量って、包んで値札シールを貼ってくれます。
魚を買うと、「クリーニングする?」って聞かれるときがあります。ここで言うクリーニングとはうろこを落とすか?ってことです。無料ですから自分でやるのが面倒な場合は頼んでしまいましょう。まぁアメリカのことですから、かなーりいい加減にうろこを落としますのであとで自分で残ったうろこを処理する必要があります。
カニを買っても、下処理するかと聞かれます。カニの下処理とは、トンカチでがしがし叩いてカラを割ってくれます。ついでに、肺やら内蔵やらを捨ててくれます。が、これには問題があります。こっちの連中、カニミソを食べないので、カニ味噌も一緒に捨てられちゃいます。カニ味噌を残すように頼むか下処理は自分でやりましょう。おらはいつも自分でやります。
トンカチでがしがし叩いてカラを割ってくれるので、殻が粉々になって、食べるときにじゃりじゃりしたことがあったもので。。。
調味料
調味料のコーナーっていわゆる、スパイスのコーナーです。コショウとかパプリカとかそうゆうスパイスのコーナー。
塩は調味料のコーナーにあります。以前、普通の塩だと思って買ったものが、ポップコーン用塩で、バター味だったことがあります。
マヨネーズは、、、おらの口には合いません。日本食スーパーでキューピーを調達しましょう。
砂糖は小麦粉とともにケーキのコーナーにあります。日本の砂糖は見当たらないので、似たようなやつで我慢しましょう。
照り焼きソースが、バーベキューソースとともに売っています。お試しあれ。おらの口には合いません。
アジアコーナー
アジア人の多いカリフォルニアだからだと思いますが、大きなスーパーだとアジアの食材のコーナーがあったりします。
しょうゆとかみりんとか売っています。そうめんとかそばとかあったりもします。
でもここで買うより日本食スーパーで買ったほうが種類があるので、僕はここでは買いません。どうしてもアメリカのスーパーではアジアコーナーの需要は低いので、この商品いつのだ?ってものが売ってたりします。
わさび豆はよく買いますが。。。
DELI(でり)
日本で言うところのお惣菜コーナーです。でもコロッケとか天ぷらとかはあまり見かけません。(たまにあります。)いわゆるこっちの惣菜です。パスタがあったり、スペアリブがあったりします。寿司がおいてあるところもあります。
スープも売っています。自分でスープ鍋からカップに入れます。カップ一杯おいくらです。でかいカップやらちっこいカップがありますので自分で選びましょう。スープを買うと、一個クラッカーがもらえるときがあります。
サラダバーがあったりもします。これも自分でパックに詰めます。こいつも重さでいくらですから、結構高くつきます。特にドレッシングは重いので考えて詰めましょう。
ここで、必要であれば、スプーンやフォーク、紙ナプキンも、もらっておきましょう。
酒、ビール
酒やビールを買うときは身分証明書が必要です。免許証かパスポートを携帯していることを確認してから買いましょう。レジで見せる必要があります。
また、深夜には酒ビールを売ってくれないことがあります。なんかそんな法律らしいです。
でもそのコーナーは封鎖されているわけじゃないので、レジで「時間外だから売れないよ」とあっさり言われて初めて気が付きます。
びっくりするほど安い酒が売っています。ワインとかも安いやつは本当に安いです。
アサヒとかキリンがおいてある店もあります。
その他、得たいの知れないものがいろいろ売っていますので、店の中をぐるぐる散策します。
バーベキュー
バーベキュー用具が売っていることが多いです。さすがにコンロまでは売っていませんが、バーベキュー用の炭とか燃料とか売ってます。
紙製品やちょっとした食器や薬など。
このへんは日本と大体同じです。売ってるものもあんまりかわりません。
賞味期限について
日本の賞味期限もいい加減ですが、こっちの賞味期限もいい加減です。
特に、日本食スーパーの場合、海外輸出用に賞味期限が消してあるものや、日本から船でやってきている間に賞味期限がほとんど過ぎてしまっているものがあります。
賞味期限が切れていて明らかに味が変わってしまっているものもありますし、賞味期限が切れていても売っています。このあたりも自己責任で。。。
お勘定
最大の難関のお勘定です。
どのレジに並ぶか
日本と同じようにお店の出口あたりに、レジがずらーっと並んでいます。ランプの付いているレジが動いています。すいているレジに並びましょう。
[Express 10 items or less]などと看板が出ているレジもあります。買うものが10個以下の人専用、ってレジです。買うものが、看板に指示されている個数よりも少ない場合に、そのレジに並ぶことができます。
ベルトコンベア
買った商品をベルトコンベアに並べます。
前に他のお客さんの商品がある場合には、自分のものと区別が付くように仕切りを置きます。
カートの中身をぽいぽいベルトコンベアに並べていきます。並べ終わったら次の人のために、仕切りをおいてあげましょう。仕切りはベルトコンベアの横に乗っかっています。
自分の番になると、店員さんはなんやら「Hello」とか「How are you?」とかゆーてきますので、「Hi」でも「Good」でも適当に答えておきましょう。いらっしゃいませ。みたいな通過儀礼ですから、適当でええです。カートとともに順に前に進みましょう。
店員さんは、ベルトコンベアで商品をたぐり寄せながらレジを打っていきます。
ベルトコンベアの先には、バーコードを読み取る機械があります。あの、ガラスのテーブルで、中から赤い光線が出ている、あれです。
あの上に、商品を乗っけると、ぴって言ってレジに打たれます。
実はあのガラスのテーブルがそのまま、重量計にもなっています。
大根を乗っけて、「大根」のボタンを押すと、大根の重さとともに、値段がレジに打ち込まれます。
割引クーポンとかがある場合は、その時点で店員さんに渡します。
気さくな店員さんだと、「これおいしかったわよ。」とか話しかけてきますので、適当に答えておきます。

ちょっとよさげのスーパーの場合、「Paper? or Plastic?」と聞かれます。
紙袋がええか、ビニール袋がええか、どっち?って聞いているわけです。よくは知りませんが、環境問題で、紙袋の方が再利用ができるからええけど、店としては高くつくからとかそんなんで聞いているんだと思います。自分で好きなほうを選んでください。どっちでも値段は変わらないと思います。
ただ、紙袋を持参すると、ちょっとお値段を安くしてくれるお店が多いです。
紙袋を車の中に入れておいて、買い物のときにもってくれば、ちょっとだけお得。
レジを打ち終わった商品は、店員さんが先ほど選んだ袋にぽいぽい詰めてくれます。
日本はかごと袋を渡されて、自分で詰めますが、こちらでは、袋詰めは店員さんの仕事です。袋詰め専用の人がいる場合は、袋に詰まった商品をカートに載せてくれます。「Thank you.」とでもゆーときましょう。
お支払い
結構、レジ間違いますので、ちゃんと確認したほうがええです。
店員さんに「これ何?」とか「これいくらって書いてあった?」って聞かれることもあります。知らんちゅうに。
お支払いは現金、カード、小切手などなどが選べます。
現金の場合は、現金を払えばOK。おつりは店員さんが渡してくれます。
たまに、お札は店員さんが渡してくれるけど、コインは機械からじゃらって出てくるお店があります。そうゆう場合はコインをとり忘れないように。
カードを見せると、「Debit? or Credit?」とか、「Debit? or Visa?」とか聞かれます。デビットカードかそれともクレジットカードかきいているわけです。どっちか答えましょう。
Debitと答えると、「Cash back?」と聞かれます。ついでにお金をおろすか?ってことです。別になんかの割引じゃないです。自分のお金です。DebitってATMの残高を直接操作するカードですので、スーパーのついでにお金を下ろすことができます。これを利用すると、ただでさえ現金を使うことが少ないので、まったくもって銀行にいく必要がなくなります。まぁ大金を下ろすことはできませんが、$40とか$20とかおろす分には便利です。いらんのなら、No、キャッシュバックするなら、金額を伝えます。
カードを使うと、店員さんがカード読み取り機を操作するお店と、自分で操作するお店があります。店員さんが操作する場合は、店員さんにカードを渡せばOK。自分で操作する場合は、カードを見せたときに、「そこ通せ。」とか言われますから、言われたところにカードを通せばOK。金額を確認して、Enterを押せとか表示が出てますから、表示にしたがって操作します。Debitの場合は、ATMの暗証番号を打ち込む画面が出てきます。打ち込みましょう。
クレジットの場合は、サインが必要です。レシートの下にサインしてと言われますから、サインします。
たまに「Any ID?」とか「Picture ID?」ってゆーて身分証明書を見せろって言われます。カードの持ち主が本人か確認するのでしょう。運転免許証でもパスポートでも見せましょう。
レシートを受け取って、「Have a nice day.」とか言われますから、「You too」とかゆーて、カートごと店を出ます。
車に詰め込み
カートごと駐車場の自分の車のところまで、とことこ、荷物を運びます。日本はカートは店を出るときに没収されてしまい、袋を担いで車のところまでこなければならないところが多いですが、こっちはカートで車のところまで来られます。ただ、カートを車に衝突させると、車に傷がついて悲しいことになるので、カートの操作には気をつけましょう。
トランクに荷物を詰め込みます。
冷凍物はクーラーボックスに入れます。近距離だったら面倒なのでそのままトランクに入れます。
荷物を詰め終わったら、カートを片付けます。駐車場にはカート置き場があるので、そこにカートを返します。なければ店の入り口のカートのあった場所に返します。
面倒だったら、駐車場に放置します。放置する際は、カートが風によって動いてしまい車と衝突することがあるので、邪魔にならないように、動かないような場所に放置しましょう。
カートを持ち帰っちゃだめです。(アパートの駐車場にカートがおいてあるのは誰かが持ち帰ったのだろうが。)
さ、トランクの中の荷物が悪くならないうちに、とっとと家に帰りましょう。
安全運転でどうぞ。

「スーパーマーケット」への1件のフィードバック

  1. アメリカのKマート行ったことがあるけど、すごい大きいねぇ~
    特に、ジュース・牛乳、それからリステリン(口の中ぐちゅぐちゅするやつ)。あんなに大きいの使いきれるのか・・・・
    レジのおばちゃん(又はおにーちゃん)は客に話しかけまくっていておもしろかったよ。あたしは見た目も中身も完璧な日本人だから話しかけられなかったけど。日本のレジのおばちゃんはひたすら黙ってるもんな。
    ベルトコンベア式のレジは日本でも見たことあります。確か、ダイエーハイパーマートだったような・・・最初どうしていいかわからんかったなぁ。あ、リカちゃんスーパーはベルトコンベア式だったぞ。

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