ピンボケ

夜、ふと空を見上げたらいい天気。その上、月も見当たらない。
以前から目を付けていた、Vista Point(展望台)までお出かけしてみた。

92号をHalf Moon Bay方面に向かう途中に峠を越えるのだが、そのあたりにVista Pointがある。その近辺は真っ暗け。以前、そこで流れ星を見たので、Kiss Digitalを抱えてお出かけしてみた。そのVista Pointには、車がよく出入りするので、ちょっと外れたところに場所を移動。そこで設営。

肉眼(おいら近眼でメガネかけてますけど)で天の川がぼんやり見えるようなところです。

ベイ側はやっぱり結構明るい。でも、太平洋側(ベイと反対側)はやっぱり真っ暗。
80枚ほどあちこちにカメラを向けて撮影。

DPP_0008
こんなようなピンボケを量産してしまいました。一応、プレアデス星団。
う~ん。ちゃんと確認しなかったのが悪い。オートフォーカスを信用せず、自分の目でちゃんと確認して、手で補正したほうが正確かもしれない。
それにしても、ファインダーが暗くてどこがどこやらさっぱり。明るい星がないとピントが合わせられないではないか。
三脚もぐらぐら。やっぱりしっかりしたのを調達する必要があるようだ。

それでも、天の川が肉眼で見えるところ。望遠を使わずに、広角ならばいい感じで写真が取れた。それでも結構、ピンボケだが。。。

Kiss Digital Nで EF-S 18-55mm 3.5-5.6IIで18mm側。絞りも開放。全てRAWで撮影して、おいらのお好みでレベル調整、色調整、シャープネスをかけたものをWeb用に縮小。以下共通。

DPP_0001
カシオペアとアンドロメダ座とアンドロメダ銀河。ISO1600で30秒。
もしかしたら、これが今回のヒットかもしれない。ISO1600だとどうしてもノイズがうるさいけど、それでもここまでごまかせる。

アンドロメダ銀河って、思ったよりでっかいのね。おいらは、もっともっと、ちっこいんだと思ってた。星と同じくらいの大きさで、でっかい望遠鏡じゃないときれいに見えないと思っていたが、暗いだけで、でっかいのね。

どれだかさっぱりわからない人のために、こんなのを作ってみた。
DPP_0001-1
先の写真とつき合わせてご覧ください。下にあるのが、カシオペアのW。ひっくり返ってるからMだけど。。。んで、アンドロメダ座とペガサスの四辺形。青い丸がアンドロメダ銀河。

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カシオペアと天の川。ISO1600で15秒。でっかい写真だと、もうちょっと天の川がはっきりするけど、Web用に縮小すると微妙だな。端っこに、アンドロメダ銀河が写ってる。ここは山の中なので、どうしても周りの木が気になる。山の中に行けば行くほど、木の背が高くなるので厄介である。ただ、木が無いと、ベイ側の明かりが見えてしまうので、微妙なところだ。

DPP_0002
同じ方向で、30秒だとここまで明るくなる。もちろん、明るめに調整もしているが。。。ここまでくれば、天の川もはっきり。

DPP_0002-1
天の川がどれだかわからない人のために、こちら。黄色で囲んだところが天の川。先の写真と見比べてください。上の丸で囲んであるのが、アンドロメダ銀河。

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はくちょう座と天の川。ISO800で30秒。やっぱりISO800だとノイズが少ない。それでも、シャープネスをかけると、ノイズなのか星なのかよくわからんものがいっぱい出てくる。

DPP_0005-1
ということで、同様にはくちょう座を緑の線で、天の川を黄色の線で表してみた。
写真で見るとこんなもんかなと思うが、実物を見ると、でっかいです。

DPP_0006
なんやら、火星が接近中だそうで、火星とプレアデス。ISO800で15秒。いっぱい撮ったんだけど、ピントがまともだったのこれだけ。これもちょっとぶれてる?

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プラネタリウムみたい。ちなみに、結んである線は、適当なので、間違っていたらごめんなさい。星がいっぱいありすぎて、どれがどれやら、よくわからんのよ。

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最後に、ペガサスとアンドロメダ。 ISO1600で30秒。写真で撮ると、ペガサスの四辺形って、ちっこくなっちゃうのね。実物はでっかいですよ。

DPP_0007-1
ということで、こいつも線を結んでみた。

う~ん。広角側は、ピントさえしっかり合えば、それなりに撮れることがわかった。
ISOはできるなら800の方がノイズが少ない。30秒シャッターを開けても、それほど星は動かない。元の解像度でよく見ると、微妙に動いているが、Web用に縮小したら、なくなっちゃった。 

リモコンを調達して今度はバルブで撮ってみたいな。よくあるじゃん。星の日周運動が写ってるやつ。やっぱ、あれも試してみたいよね。

問題は望遠側。どこ見てるかわからん。ピントがわからん。5秒も開けたら星が流れる。非常に難しい。大体、カメラの三脚は天体望遠鏡の三脚みたいに微動器がないから、あっち向いたりこっち向いたり。

実は、望遠側では、プレアデスと、火星と、アンドロメダを狙ったのだ。

プレアデスは、全ピンボケ。あほすぎる。

火星は、明るすぎ。綺麗に飛んじゃった。

アンドロメダは。。。。視界にも入ってませんでした。

バカすぎます。今回初めて広角で撮って、たまたまアンドロメダ銀河が写っていたんだけど、想像してたよりもでかかった。広角だとあんなにあっさり写るのに、なんで望遠だと、もやっとしか写らないんだろう。レンズが暗いからなのかなぁ。それとも、ただ単に撮り方がおかしいのかなぁ。というかフレームに入れないと写らないんですけどね。フレームに入れるのが難しい。

う~ん。修行です。

「ピンボケ」への3件のフィードバック

  1. 見える☆の量がすごい!
    肉眼で天の川が判るなんて空気が澄んでるのか
    街灯が無いのか。あ、山の中か。
    ☆がありすぎて星座つくれないわw
    星座盤ないとさっぱりわかんない!
    天の川は粉砂糖のようだねぇ

  2. 星、天文と聞いて反応してしまい、またノコノコ出てきてしまいました。ごめんなさい。
    写真、とってもキレイですね。
    私も天文写真にトライしたい!って
    常々思ってるんですが、
    女性が山奥みたいな真っ暗なところに1人で
    行ってはいけないと
    周囲に止められてなかなか出来ません。(涙)
    なので機械関係(カメラ、大型望遠鏡など)
    の実践知識があまり増えません。
    女性であるという制限が、こんなところで・・・。
    でも、いつの日か必ず・・・と企んでいます。
    季節はまだですが、さそり座付近の天の川も
    楽しみにしています。
    そのうち、星雲、星団、南天とハマっていきそうですね。(^―^)/☆~

  3. いやぁ、ほとんど書き込みが無いので、コメント大歓迎です。
    確かに女性が一人で山奥に行くのは危ないかもしれません。んでも、危なくない男性を連行していけば大丈夫かと。
    おいらも、まだカメラ買ったばっかりなので、実践知識はありません。これからです。いろいろ教えてください。
    と言っても実際、カメラを三脚にくくりつけて写真撮ってるだけなんで、特になんも難しいことしてないです。Webでよく見かける天文写真のように美しい写真を撮るにはいろいろ技術が必要かもしれませんが、僕が撮っている写真はそんな高度じゃないです。適当です。今回も80枚以上とってまともなのは上の数枚ですから、数うちゃあたる戦法です。特に特殊な設備を買ったわけでもなく、普通のKissDNのWズームキットだけですし。
    確かに、今後、いろいろハマって行きそうです。それに伴い散財するのが怖い。。。。
    既に、天体望遠鏡欲しくなってるし。。。

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