大人の科学マガジンふろくのスターリングエンジンを組み立てた。
こうゆうのって、結構調整とか難しかったり、個体差があったりして結構難しかったりするんだよなぁという不安ではあるが、作業開始。
内容物はこんな感じ。素材はアルミとプラスチック。
ネジが結構小さい。
ソフビの素材が出力軸となる。ダイアフラムと言うらしい。こいつがペコペコ上下して出力。
出力軸を本体にネジで固定。 ネジは全て、ネジを切りながら締めるタッピングネジ。しめすぎると、ネジ溝が潰れてしまうので注意。
ネジも何種類かあって、間違えやすいので何度も確認した方がいい。僕は最初、思いっきり間違えました。
また、機密性が重要なので、しめすぎないように、でも十分しっかりしめるように。
コツは、全体をしっかり手で締め付けた状態でネジを進めていくこと。ソフビの素材の弾力性を締め付けた状態で、ネジを進めれば、その弾力が戻ったところで、固定される。
シリンダーの組み立て。これも、プラスチックとアルミの間に、ゴムパッキンが入る。
ここも締めすぎず、ゆるすぎず。
プラスチックとアルミの間に隙間ができないように、手でぐっと押さえた状態でネジを締めていく。組み立て説明書にもあるように、仮で締めておいて、次に均等に締めこんでいく。
ピストンはスポンジ製。ディスプレーサーというらしい。これで暖かい空気と冷たい空気を仕切って、でも、いい感じで交換していく。これは凄いアイデアだ。
スポンジだけに、軽いし。
ソフビの出力にリンク棒をつなぐ。これが出力軸に繋がっていく。
反対側から、プッシュロッドを、スポンジのディスプレーサーにつないで、ディスプレーサーを上下させる仕組みである。
最後に組み立て説明書にあるように組み立て確認。プーリーのいちとかロッドの位相とかを確認。
マグカップにお湯を入れて、その上において、下側を暖める。上側にはコロンと一個氷をのせて、しばらくアルミ板に熱を伝える。
んで、指でちょんっとまわしてきっかけを作ってやると、
想像よりも元気に回る。マグカップからずらしても温度差が残っている限り、しばらく回り続ける。
こりゃ、おもしれぇ。
確かにスターリングエンジン自体は、エネルギー効率がいいのかもしれないけど、これは原理の理解のための道具であって、エネルギー効率がいいような気がしないなぁ。お湯沸かさないとだめだし。
大体20度程度の温度差が作れれば回るらしいです。外気温が低くければ、手で暖めてもいけるらしい。