Raspberry Pi OS 64-bit

64Bit版のRaspberry Pi OSが出たので、遅ればせながら試す。

ずいぶん前からRaspberry Pi OSの64-bit版はあったのだが、リリースにはなってなかった。今年の初めにようやくリリースとなったので試してみた。

試したのはRaspberry Pi 4B。こいつに公式7インチタッチパネルがついてるやつ。

普通に焼いて普通に起動。起動時にファイルシステムを拡張した後、しばらく黒い画面で固まる。このときに固まったかと思って再起動かけてはいけない。ただ遅いだけ。のんびり待つ。

起動したら一通りの設定とアップデート。最近のRaspberry Pi Imagerは、イメージを焼くときにある程度の設定はできてしまうので飛ばしていく。

本当ならxrdpを使いたいところだが、なぜかうまく動かないのでVNCで。ついでにBlueToothでマウスを接続。

画面上下反転しているので、メニューのPreferencesからScreen Configuration。右クリックからOrientation->invertedを選択して緑のチェックアイコンを押して保存。

実はこれではまった。Raspberry Piの公式7インチタッチスクリーンの上下反転の動きはまったもってわからん。多分、バグ。

今までだと、/boot/config.txtにlcd_rotate=2なる行を追加してrebootだったのだが、こいつでは正しく動かない。コンソールの間はちゃんと上下反転してるんだけど、Xに入ったところでもとに戻ってしまう。

Xの方を反転させるにはこちらのやり方。でも、これだけだとタッチの位置は反転されない。

$ xinput list
⎡ Virtual core pointer                    	id=2	[master pointer  (3)]
⎜   ↳ Virtual core XTEST pointer              	id=4	[slave  pointer  (2)]
⎜   ↳ generic ft5x06 (00)                     	id=6	[slave  pointer  (2)]
⎜   ↳ vc4                                     	id=7	[slave  pointer  (2)]
⎜   ↳ vc4                                     	id=8	[slave  pointer  (2)]
⎣ Virtual core keyboard                   	id=3	[master keyboard (2)]
    ↳ Virtual core XTEST keyboard             	id=5	[slave  keyboard (3)]
    ↳ vc4                                     	id=9	[slave  keyboard (3)]
    ↳ vc4                                     	id=10	[slave  keyboard (3)]
    ↳ AIS01F (AVRCP)                          	id=11	[slave  keyboard (3)]
$ xinput list-props 'generic ft5x06 (00)'
Device 'generic ft5x06 (00)':
	Device Enabled (148):	1
	Coordinate Transformation Matrix (149):	-1.000000, 0.000000, 1.000000, 0.000000, -1.000000, 1.000000, 0.000000, 0.000000, 1.000000
	libinput Calibration Matrix (280):	1.000000, 0.000000, 0.000000, 0.000000, 1.000000, 0.000000, 0.000000, 0.000000, 1.000000
	libinput Calibration Matrix Default (281):	1.000000, 0.000000, 0.000000, 0.000000, 1.000000, 0.000000, 0.000000, 0.000000, 1.000000
	libinput Send Events Modes Available (282):	1, 0
	libinput Send Events Mode Enabled (283):	0, 0
	libinput Send Events Mode Enabled Default (284):	0, 0
	Device Node (285):	"/dev/input/event2"
	Device Product ID (286):	0, 0

$ xinput set-prop 'generic ft5x06 (00)' 'Coordinate Transformation Matrix' -1 0 1 0 -1 1 0 0 1

タッチを正しくするには、まず、xinput listで、現在のポインターデバイスの名前を確認。generic ft5x06 (00)がそれ。

で、xinput set-propでCoordinate Transformation Matrixをセットする。

参考文献:
Re: Official 7′ touchscreen, rotate touch (https://forums.raspberrypi.com/viewtopic.php?t=219333#p1348198)
Linuxでタッチスクリーンを回転して利用する (https://sh4869.hatenablog.com/entry/2015/11/01/013350)

こいつを毎回ログイン時に起動するようにする。

$ cp /etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart ~/.config/lxsession/LXDE-pi

~/.config/lxsession/LXDE-piにautostartファイルが無ければ上のコマンドでひな形をコピー。

/usr/bin/xinput set-prop 6 149 -1 0 1 0 -1 1 0 0 1

このファイルの最後に、上を追加する。

このxinput set-propはデバイスIDとプロパティIDで指定する。(クオートのくくり方がわからんかった。。。)

$ sudo apt install onboard

次にソフトウエアキーボードOnboardをセットアップ。

同様に、~/.config/lxsession/LXDE-pi/autostartでonboardを起動するようにしておく。

ここまでくればあとは、なんとでもなる。

「Raspberry Pi OS 64-bit」への1件のフィードバック

  1. xrdpがうまく動かんのは、デフォルトのアカウントだからかも。
    新規に追加したアカウントだとさくっとログインできる。なんでやねん。

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