The Responsibility Virus

「頑張りすぎる人」が会社を駄目にする という本を読んだ。


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「頑張りすぎる人」が会社をダメにする―部下を無責任にしてしまう上司の法則―ロジャー・マーティン (著), 小林 薫 (翻訳)


英語の翻訳本で、元の題名は「The Responsibility Virus」らしい。本の中では「無責任ウィルス」と訳されている。
非常に、ひっじょぉぅに考えさせられる本だった。
まぁぶっちゃけて言ってしまえば、

ベースになる概念は2つ。1つは、組織でコントロールを維持しつづけたいといった「支配価値」の心理で、もう1つは、一方が責任を過剰にとれば他方がその分、過少にとるという「責任量保存の法則」である。書は、この「支配価値」が失われる過程と責任量の偏り具合から、組織に無責任ウィルスが蔓延する原因を見事に説明している。

とAmazonのレビューに書かれている通りの内容。
前半は上記のような状況が企業の中で、また、企業と顧客の関係の中で、おきている実際の状況を説明している。
この当たりまでは、とっても納得できる話だった。どのようなグループであれ、このような不安や問題を抱えているのではないだろうか。「うんうん。あるよ、あるよ。こうゆう状況って。。」ってな感じで説明していた。原因もうまく説明されていて、とっても納得できた。
が、
解決方法が、、、俺には理解できなかった。
確かに書いてある。書いてあるし、そのようにすればその問題は解決するだろう。が、新たな問題を持ち込んでるような気がして、どうにも、もやもやしたものが残ってしまった。
どうにも理解でけへん。ちゃんと読めて無いんだろうが、わからん。
どうも、この問題に解する解決方法は自分で考えなければいけないようだ。
どっかにすっきりした解決策は転がってないかな。
強力なリーダーシップを世の中は求めているというが、本当なの?
と考えさせられる本である。
うーん。難しくてうまく言えないや。
マネージする側もされる側も目を通しておくといい本だと思う。

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