「パラサイトシングル、負け犬、年下の彼氏」の研究

svnseeds’ ghoti!というBlogの中に、「パラサイトシングル、負け犬、年下の彼氏」の研究という記事がある。
なんで、30代の女性が年下の男性と付き合うことが多いのかを年代別人口分布によって説明している。


非常に面白い文章である。
せっかくなので、自分なりに考え直してみる。
すべての世代で、トータル200人、男性100人、女性100人という構成であると仮定する。
自分と同じ世代からパートナーを探してはいけないというルールの場合、構成比が1対1なので、(好みの問題は別にして)全員がパートナーを見つけられる。
しかし実際には男性は年下を、女性は年上を好む傾向があると思う。
ここでは話を簡単にするために、
女性は同じ世代またはひとつ上の世代からパートナーを探す。
男性は同じ世代またはひとつ下の世代からパートナーを探す。
と、年の差は1歳と限定する。
ある世代、例えば30歳を考える。
30歳男性は、同年代女性に加えて、29歳も対象とできるので、対象の範囲が増えた。しかし、31歳男性が同年代女性を奪ってしまう可能性も出てきた。
30歳女性は、同年代男性に加えて、31歳も対象とできるので、対象の範囲が増えた。しかし、29歳女性が同年代男性を奪ってしまう可能性もでてきた。
全世代が200人と変化していなければ、全員が玉突き状態になるだけであり、有利、不利の差が出ない。どの世代でも平等である。
実際には0歳男性がパートナーを見つけられないとか、100歳女性の年上って何だよって話があるが、これはおいておく。
次に、世代が上がればあがるほど人が減っている、世代が下がればさがるほど人が増えているような構成を考える。
ただし、1世代内の男女構成は1対1のままである。
いわゆる人口ピラミッドが綺麗に三角になっている状態であり、人口が増えている社会である。
同様にある世代、30歳を考えてみよう。
30歳男性は、年下の選択が増えた。なぜなら、29歳世代は30歳世代よりも人口が多いからである。
また同年代の女性も増えている。なぜなら、同年代の女性を奪ってしまう31歳男性が少ないからである。
30歳女性は、年上の選択が減った。なぜなら、31歳世代は30歳世代よりも人口が少ないからである。
また同年代の男性も減っている。なぜなら、同年代の男性を奪ってしまう29歳女性が多いからである。
男性が有利、女性が不利になっている。
逆に、世代が上がればあがるほど人が増えている、世代が下がればさがるほど人が減っているような構成を考える。
ただし、1世代内の男女構成は1対1のままである。
いわゆる人口が減っている少子化の社会である。
同様にある世代、30歳を考えてみよう。
30歳男性は、年下の選択が減った。なぜなら、29歳世代は30歳世代よりも人口が少ないからである。
また同年代の女性も減っている。なぜなら、同年代の女性を奪ってしまう31歳男性が多いからである。
30歳女性は、年上の選択が増えた。なぜなら、31歳世代は30歳世代よりも人口が多いからである。
また同年代の男性も増えている。なぜなら、同年代の男性を奪ってしまう29歳女性が少ないからである。
女性が有利、男性が不利になっている。
現在の日本において実際の人口構成は、33歳をピークとしている。
33歳より上は人口が減っていくし、33歳より下も人口が減っている。
すなわち、33歳以上の年代は女性が不利、それより下の年代は男性が不利なのである。
今までの人口ピラミッドが綺麗に三角になっていた社会では、女性の不利は、不利のままとなっていた。実際には、出生率が男子の方がちょっと高いとかで吸収していたのかもしれないが単純に考えても不利であったわけである。ほぼすべての世代で男性が有利だった。
しかし、今の社会、不利な男性の世代が存在している。不利な世代がそこを狙わないわけがない。
逆に不利な男性は、ちょっとでも有利に進めようと、不利な女性を狙うわけである。自分と同世代は、有利な女性であふれているわけだから。
それが丁度、30代後半の女性と、20代の男性というタイプにはまっているのだろう。
おもしろ~い
ということは、今後何年かすると、不利な男性の世代が増えてくるわけだ。
よかったぁ。。。。。
あれ?
その割には、俺、あんまりもてないな。。。。

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