富の重みにきしむグーグルの内情

CNET Japan富の重みにきしむグーグルの内情という記事。
これって、別にGoogleに限らず、すべてのIPO企業が経験する道だと思うんですけど。


シリコンバレーのエリアで、ITバブルを経験している人の多くが、このような環境を経験していると思います。
僕の知っている範囲でも、
日本から派遣で来ていた出向先企業がIPO。その人は日本のもとの企業所属のため、IPOの条件は無く、浮いた状況に。。。一緒に喜べない。。。
優秀なエンジニアが、IPOして数年の成長企業のコア開発チームに転職。気が付いたら周りがみんなIPOの恩恵を受けた人たちで、2件目3件目の家を物色中。
それ以外にもそんな話はちらほら聞きます。
普通に考えて、
会社がまだ小さく金の無い時期に採用された人は、給料が極端に安い代わりにストックオプションが多く、それなりに成長したあとでは、市場の相場にあった給料だけどそれなりのストックオプションしかもらってない。
てなことは普通に発生します。
IPOに行っていない企業でも、古くからいる人は、多少の無理をしてでも企業を成長させたいと考えるし、最近入った人は、今の給料を維持したいからそんなに無理をしたがらない。
僕の住んでいるアパートの駐車場も一時期、ポルシェ、フェラーリ、BMWがずらぁっと並んでいたこともあります。その人たちは、家を買って引っ越していってしまったのか、それとも、バブルが弾けて売ってしまったのか。
ちなみに、おいらが金持ちだから、そうゆうところに住んでいるわけじゃなくて、安全なエリア=金持ちエリアがどうしても多いので、人並みだけど無理して安全なエリアに住んでいるというのが本音です。
隣の席の人がいくらもらってるってのは、あんまり気にしないんじゃないかな。
自分よりも給料の安い上司とか、自分より給料の高い部下とか。
金持ちとか貧乏とかあんまり気にしてないですけど。。
エンジニアだから気にしないのかな。
そんなことよりも、ちゃんとしたコードを書いてくれるかどうかの方が気になるんですが。。。
まぁ企業としてはこんなことは、普通に発生することが予想されることなんで、外部から見ているよりも、案外冷静なもんだろうと、僕は予想します。
IPOバブルの象徴のNetScapeだって、アマゾンだって、Googleだって、創業者、スタート時の従業員、成長期の従業員、現在の従業員と、多くのステージをこなしてきているんですから。。。
目の前に、とんでもない金持ちがいて、自分のすぐ横に、すんごく金銭的に恵まれてない人たちがいる。
金銭の差だけでなく、文化、言語、食生活、その他、すんげぇばらばらなもの、上下だけでなく左右にも広がって無茶苦茶に集まっているのがこのエリアです。
どっかの統計だと、このエリアでは100人に1人が百万ドル(1億円)以上の資産を持っているらしいし。。。
だからと言って、平均資産がびっくりするほど高いわけでもなく。。。
物価、高いっす。。。。

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