レストランのオーダー

Sitevegas入国審査(SFO)を読んだ。
機内で飲み物を聞かれるときのお話。

機内の飲物は種類がいっぱいありそうなんだが、
何があるのか分からないので、とりあえず、
(UAなのでスッチーは外人)
トメ~トジュース・コーク(PEPSI)・ワター(水)・ティー
この4つでしのいだ。。。

アメリカでレストランに入って、席に着くと、まず飲み物を聞かれる。この際、飲み物のメニューがなくて何を注文していいのかよくわからなくて、おたおたする姿をよく見かける。

アメリカで何を飲む?と聞かれたら、とりあえず、自分の飲みたいものを言うことをお勧めする。メニューにあろうがなかろうが、とりあえず、自分はこれが飲みたいと言えばOK。
可能なら、銘柄も指定するべし。ビアと頼むのではなく、サッポロとかアサヒとかバドワイザーとか。コークと頼むと、コカコーラを指定したことになる。ペプシと指定してもOK。

それがあれば、そのまま出てくるし、なければ、代わりのものを提案してくれる。「コーク無いの。ペプシでいい?」とか、「ジンジャーエールないけど、スプライトでもOK?」とか聞いてくれる。さすがにバニラシェークとかは置いてないので、ないって言われる。
別に飲みたくないなら、いらんといえばOK。なんか知らないけど、聞かれたら何か飲み物を答えなければいけないと思っている人もいるが、いらんものは、いらんといえば問題なし。

このあたり、普通に用意されているであろうものは、アメリカに住んでいると知らないうちに覚えてしまうものであるが、日本から短期で来る人は、なかなか感覚としてつかみにくいらしい。
コーラ(ペプシかどちらか)、ダイエットコーラ(ペプシも)、スプライト、オレンジジュース、アップルジュース、アイスティー、もちろん水、なんてものは大抵ある。
トマトジュースや、レモネード、ジンジャーエールなどもほとんどの場合、おいてある。たまにないときがある。
僕も初めてアメリカに来たときは、これがわからずに、コーラなら、間違いなくあるようなのでと、コーラばかり頼んでいた。
レストランであれば、大抵バーがあるので、ちょっとしたカクテルに使いそうなジュースならほとんど置いてあるようである。

日本から来た友人と、こっちでレストランに入る。席に案内されると同時にメニューを置いていってくれる。ここで、いきなりメニューに飛びついてはいけない。メニューを開ける前に、飲むもの考えとけ。
店員さんがやってきて、飲み物を聞かれる。このときに、食べ物のことで頭がいっぱいで、いきなり飲み物を聞かれて、飲み物?何?って混乱するらしい。んで、メニューをひっくり返して、飲み物がメニューに出てなくて、何があるの?と慣れない英語で聞いて、一段と頭、爆発というパターン。そうなっちゃうと、Drink?ってな簡単な単語すら聞き取れなかったりするもんだ。
定番ですな。
まず、飲み物考えとけ。んで、それをさくっと答えるべし。

僕の場合、炭酸が飲みたいときは、コーラかジンジャーエール。炭酸でおなかいっぱいになっちゃうのが嫌なときは、水かアイスティーを頼む。

飲み物がやってくると同時に、食べ物のオーダーを聞いてくれる。ついでにメニューについて質問ある?とか今日のお勧めを教えてくれたりする。まだ決めてないなら、ちょっとまってくれ、と言ってまたあとで来てもらうこともできる。

サラダを頼むと、ドレッシングをどうするか聞かれるときがある。
何があるの?って聞いてもいいし、サウザンアイランドとか答えてもいい。

肉を頼んだら、焼き方を聞かれることがある。
ミディアムとか、レアとか、ウェルダンとか言っとけばOK。アメリカで肉を食う場合、ちょっと焼きすぎの傾向があるので、ミディアムを頼むときは、ミディアムレアと頼むと、ミディアムの感覚のものが出てくる。実はこのへん、安いレストランほど、焼きすぎる。高いレストランは日本に近い感覚で焼いてくれる。

付けあわせにじゃがいもがある場合、どうするか聞かれることがある。
フライにするか、スチームにするか、マッシュポテトにするかである。フライといえば、マクドナルドに出てくる、フライドポテトを想像すればいい。スチームだと、ジャガイモをまるごとスチームして、切れ目を入れただけのやつが、1個コロンとでてくる。マッシュポテトはそれをつぶしたやつですね。日本ではあんまりスチームで1個食わないので、俺は、観光で来ているやつには、スチームを薦めることが多い。一回食っとけ。面白いからと。

サラダや、スープが出てくると、でっかいバズーカ砲みたいな、ペッパーミル(コショウ引き?)でコショウをかけてくれる。いらんなら、いらんというべし。やつがゴリゴリ引き始めたら、適当なところで、手を伸ばして止めましょう。彼は止めるまで、ごりごり引き続けます。

あとは、食え。力いっぱい食え。
最初の、サラダやスープの大きさでひるむことがおおい。まぁアメリカンサイズなんで。。。ここで無理して食うと、メインが食えなくなるので、無理して食わないこと。あほなオーダーしたことを悔いながら、余力を残しておいたほうがいい。

全部食い終わったら、わざわざ店員さんを呼ばなくても、やつらは勝手にやってきて、皿をさげようとする。逆に呼んでもなかなかこないので、そのへんは、適当にあきらめてた方が気楽である。おしまい?って意味で、「Done?」とか「Finish?」みたいな聞き方をされる。最初、このdoneがわからなくて、何が「団」やねん。とか思っていたのは、僕です。もちろん、ちゃんとしたレストランなら、「なんちゃらなんちゃらdone?」とちゃんと文章で聞いてくれるけど、どーでもよくて、doneとfinishが聞き取れれば、問題なし。

ちょっといかしたレストランなら、この後、デザートメニューを持ってきてくれたりする。
まだ腹に余力があるならば、頼んで、アメリカンサイズの劇甘デザートを経験するのも面白いと思う。いらんのなら、いらんといえばOK。

俺は、アイスクリームとか、シャーベットくらいしか食べないけどね。あぁ、コーヒー頼むことあるかな。

あとは、伝票持ってきてくれるので、中身を確認。
カードで払うなら、カードを渡す。カード伝票が2枚あるので、お店用のに、チップと合計を記入して、サインしておいておく。自分の控え用にもチップと合計は記入して、財布に入れて持って帰る。
現金で払うなら、現金を伝票にはさんでおけばOK。おつりがいらないなら、そのまま席を立っても問題なし。

チップは、おいらは、ちまちま計算するのが面倒なので、消費税の2倍を適当に切り上げて払うってのが基準です。カリフォルニアとかネバダだと、消費税が7%とか8%なんで、それの2倍すると、14%とか16%。あとは適当に切り上げたら、チップの標準の15%~20%になるという計算。

まぁこのへんの順序は、レストランによっても違うことがあるので、大体こんな流れってことが多いって程度で、知っておけばOK。逆にこの流れを知らないと、英会話を駆使することになる。
レストランで、料理名を言えばOKという思い込みがあって、「焼き方は?」って聞かれて、自分の想定していた状況から外れて、英語がわからなくて、パニックになる。
流れがわかっていれば、心構えができるので、苦手な英語でも聞き取れたりする。逆に流れがわからないと、かなり難しい、ってことになる。この心構えってのは結構重要で、多分こんなことを聞いてるんだろうなという予想ができるのとできないのとでは、英語の聞き取りで大きな違いがでるという想像は簡単であろう。

英語3級でもレストランでスマートにこなせるし、英語1級でもこの流れを知らなければ、すごく難しく感じると思う。

何度も、失敗を繰り返して、学んだ経験です。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください