オリオン星雲

Canon Kiss Digital NのWレンズキットについてきた望遠レンズで、星雲を狙ってみた。

Canon Kiss Digital NのWレンズキットには望遠レンズとして、EF 55-200mm 4.5-5.6 IIなんてレンズがついてくる。200mmと書いてあるがこれは普通のカメラで使った場合の表記なのでKissデジで使うと300mm相当となる。結構な望遠である。

前回、得体の知れない星雲が写ったのに感動して、もっといっぱい星雲を狙ってみたくなった。そこで、もっと明るくて狙いやすいオリオン星雲を狙ってみたら、案外あっさり撮れた。

まずは、M(マニュアル)に設定。レンズは最大望遠側。200mm。
ISOは1600。とりあえず、綺麗とかそうゆうのは置いといて、写真に撮ることを目標とする。しかし、せっかくなので、メニューからカスタム機能の中にある、長秒時露光時のノイズ低減は「する」に設定しておいた。
シャッターを半押しして、ダイアルでシャッター速度を2.5秒にする。絞りは開放。
丁度、火星が西の空に赤々と出ていたので、そいつを狙ってオートフォーカス。ピントは合いにくいので、ピントが合うまで何度も挑戦。ピントが合ったら、そっと、マニュアルフォーカスに切り替えて、フォーカスリングが動かないようにする。
んで、三脚を使ってカメラを固定。オリオン座の三ツ星から下に下がって小三ツ星を狙う。真っ暗なファインダーでいきなり小三ツ星を狙うのは難しい。明るい三ツ星を狙っておいて、そこから辿ったほうが楽に到達できる。
まぁ正確じゃなくても適当に。失敗したって、取り直せばいいことだし。
シャッターを手で押したら間違いなくぶれるので、セルフタイマーをセット。あとは、何枚も撮る。今回は20枚撮った。


んで、撮れたのがこれ。う~ん。真ん中に狙ったつもりなんだけどなぁ。左のほうに星があるんだけど、ひとつぼんやりとしているのが、オリオン星雲。案外あっさり写った。ちょっと感動。


オリオン星雲の部分をトリミング。うーん。ピントってこんなもんなのかなぁ。だけど、ちゃんとオリオン星雲の形してるわ。

今回は20枚撮影したのだが、マニュアルなのでついでにRAWファイルも作っておいた。こいつを使って重ね合わせ画像処理に挑戦。
まず、RAWファイルから、オリオン星雲の部分を1024×1024でトリミング。TIFF-16Bitで出力する。
Kiss Digital Nを買ったときについてきた、Digital Photo Professional というソフトを使えば、簡単にトリミングとTIFF-16Bit出力ができる。撮影したRAWファイルをCTRL+クリックで全部選択して、右クリックメニューから「セレクト編集画面で編集」。メニューのツールからトリミングツールを起動。あとは画面上をドラッグすればその部分がトリミングの対象となる。20枚やるには、コピー、ペーストのボタンが便利。トリミングの範囲をコピーペーストできる。トリミングする際、できるだけ、オリオン星雲が中心にあるようにしたい。最後にメニューのファイルから一括保存。
次に、RegiStaxというソフトを起動。このRegiStaxというソフトは、本来、Webカメラを天体望遠鏡にくくりつけて撮影した動画を、画像処理するためのソフト。TIFFの処理もできるので、使ってみた。今回使ったのは、V3.0.1.24というバージョン。実は使い方、よくわかってない。
左上のボタンから「Select」を押す。先ほどトリミングして、出力したTIFFを20枚選択。最初は少ない枚数で練習したほうがいいかもしれない。
Alignment boxという欄で枠の大きさを設定できる。オリオン星雲がおさまる大きさの枠を選択。マウスカーソルを画面内に持っていけば枠が表示されるので、どの大きさがいいか確認できる。今回は128を選択。
マウスカーソルで、オリオン星雲の中心をマウスクリック。
そして、左上の「Align」というボタンを押す。すると、全ての画像のオリオン星雲の中心を検知してくれる。先ほどのトリミングでちゃんと中心にオリオン星雲を持ってきてあれば、自動的にオリオン星雲の位置を検知してくれる。
検知がうまくいかなかったイメージは停止して、うまくいかなかったから、マウスで教えてくれとの、メッセージがでるので、マウスでオリオン星雲の中心をクリックしてやれば、続きが始まる。最後まで検知が終わると、「Limit」というボタンの下に緑の線が出る。
よくわからないが、「Limit」というボタンを押す。画面が切り替わって「Stack」のタブに切り替わる。
これまた、よくわからないが「Stack」というボタンの下に緑の線が出ているので、これを押す。すると、20枚のオリオン星雲が表示され、合成が始まる。
合成が終わると、「Wavelet」のタブに切り替わる。
ここから先は、Weveletでの画像フィルタのようであるが、よくわからないのでやらない。多分、画像復元に関するさまざまなフィルタが使えるのだろう。右上に「Save Image」というボタンがあるので、これを押して、合成結果を出力する。
オリジナルの解像度で、合成作業をやると、なぜかうまくいかない。データがでかすぎて時間がかかるし、綺麗に重ねてくれない。それ以前に、日周運動で星が移動している量が大きくて、位置の検知すらうまくいかない。手でトリミングしてからRegistaxするのがコツのようである。


んで20枚を合成したのがこれ。
RegistaxからはTIFF-16Bitを出力することができるのだが、Registaxで出力されたTIFF-16Bitを編集するツールを持ち合わせていない。というか、Kiss Digital Nについてきたソフトでは、なぜか、Registaxから出力されたTIFF-16Bitが読めない。やむなく、24bit RGBのBMPで出力。
BMPであれば、僕が持っている、PhotoShopElementで読み込める。レベル調整が16ビットでやりたかったのに。最新版のPhoto Shop Elementは16ビットのファイルを読むことができるが、残念ながら、僕が持っているPhoto Shop Elementは2.0であり、これは16ビットファイルを読ませると、有無を言わさず8ビットの落とされてしまう。


あとは、PhotoShopElementでレベル調整したり、フィルタをかけたりして、味を調える。そんなこんなでできたのが、コレ。なんとなく、それっぽく写っているところが面白い。


力いっぱい補正すると、ノイズだらけになるが、ここまで出る。
いやぁ、できるもんですなぁ。

この写真。別にどっかの山奥に行ったわけではなく、家の前で撮ったやつです。街路灯は明るいし、隣のアパートの明かりは明るいし。そんな環境でも結構いけてます。まぁアメリカのシリコンバレーですから東京に比べれば暗いですが、アメリカにしては明るい場所です。案外撮れるもんです。

もっと暗いところに行って撮ってみたくなったぞ。今度ヨセミテに行くときは絶対に挑戦だ。モーター赤道儀欲しくなった。(レンズが欲しくならないところが、まだまだ未熟。)
まぁそれ以前に、リモコン買って固定星野写真で修行しろ、という話もあるが。。。
リモコン買わずに、USBケーブルの長いやつを買って、PCでコントロールするって手もあるな。

 
アンドロメダ星雲も狙ってみました。というか実は、こっちを先に挑戦して、どうにもこうにもうまく撮れなかったので、オリオン星雲に鞍替えしたというのが本当ですが。
こいつを見ると、前回撮れてたのも、アンドロメダなのかな?
というか実は、これがアンドロメダだという自信があんまり無いんですけどね。
というのは、暗くて、ファインダーでどこ狙ったらええのか、わからん。完全に博打。適当に狙っておいて、バカバカ撮って、何か写っていればラッキーという状態。
これこそ、もっと暗いところで撮らないとだめ。
周りが明るすぎて、自分の目が暗闇に慣れない。自分の目でアンドロメダがどこにあるのが、見えないのに、ファインダーで見えるわけが無い。
その上、時間的にアンドロメダ星雲はほぼ天頂。三脚で天頂にカメラを向けるとファインダー覗けません。

まだまだ、修行が足りません。

先日買った三脚ですが、写真撮影が終わった後、たたもうとしたら、足が根元からもげました。足の付け根は、ねじ込みで三脚の首に繋がっているわけですが、このねじがバカになっていたようです。買って2週間で駄目になりました。もっと頑丈なやつ買っておけばよかった。
レシート捨てちゃってるもんなぁ。

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