家のLAN配線を改良した。
ここんところ、「アメリカの電気工事の基礎」とか「LANケーブルにRJ-45コネクタをつける」とかの記事を書いていたのは、家のLAN配線をきれいにしたかったから。
うちのインターネットはVerizon。最初に工事してもらったときは、今のルーターの位置にテレビも置いてあった。その後テレビだけ移動して現在の配線。Coaxとはケーブルテレビ用の同軸ケーブルのこと。
すべての配線は地下室の天井、すなわち床下で行われ、各部屋の床から部屋に入っている。
以下の問題があったので改善したかった。
- ルーターがリビングにある。これはソファーの裏に隠しているもののソファーの裏に配線がごちゃごちゃしているのがうざい。
- 仕事部屋からルーターまで遠いので、仕事部屋でWiFiが不安定になる。そのため、仕事部屋までLANを引っ張っているが、これもうざい。
ということで、緑の位置にあるクローゼットをサーバールームに見立て、ルーターをクローゼットの中に配置することを考えた。
目標とする配線は上のとおり。
ということで、
- クローゼットにコンセントが必要。
- CoaxとLANの配線しなおし
幸いにもクローゼットにはコンセントは用意されていた。ただ、このコンセント、配電盤に接続されていないということは、前のオーナーから聞いてわかっていた。前のオーナーはこのクローゼットにライトを仕込みたかったが、プロジェクトの途中で俺が家を購入している。
ということで、クローゼットのコンセントは地下に生えている途中までの配線をちゃんと配電盤につなぐこと。AFCIブレーカーとNM-B 12/2ケーブル、このケーブルを柱に固定するクリップ釘、配電盤の穴をちゃんとする蓋を購入。ほいほい配線して、クローゼットのコンセントが使えるようになった。前のオーナーはライトを仕込むのが目的だったため、コンセントがスイッチでON/OFFできるようになってしまったが、まぁこれはよしとする。
あとは弱電なので、ほいほい配線。
ケーブルは若干長めにとっておいて、床下で2‐3周巻いておく。
家中に配置されているGoogle Nest がちゃんとWiFiにつながっていること、その他家電のネットワークがちゃんとつかえることを確認して終了。
WiFiルーターが家の中心に移動したことにより、ちょっと飛びがよくなった気がする。気のせいかも。
今後、他のベットルームやキッチンにLANが欲しくなっても配線を増やすだけ。たぶんWiFiで足りるんだろうけど。
LANは壁にコンセントを作るまではやってなくて、おそらく昔電話線を通したであろう床に空いている穴を利用してそのままLANケーブルが生えている。壁にコンセントを作るのは今後ということで。
コンセントの増設のやり方がわかったので、地下のライトの配線をきれいにやり直したいと思う今日この頃。